Diary
熱いそして暑い
5歳児は保育園生活が残りわずかということをしっかり理解しているようで、わずかな保育園生活を惜しむように過ごしているような気がします。特に女の子たちは小学校へ就学する前に長縄跳びで何回跳べるか(跳ぶか)ということにこだわり、自分で目標を決めて跳んでいるようです。中でもN組のFちゃんは260回を超えるという記録を打ち立てたことで、同じN組のFちゃんが自分より先をこして記録を残したことにKちゃんは悔しさが込み上げ、目標を達成ことに火がついたようで200回を超えるなど熾烈な縄跳び競争が勃発しています。しかし、FちゃんやKちゃんが200回を超える記録を打ち立てるには当然のことながら子どもたちのために誰かが200回以上縄を回しているということ。それどころか、FちゃんやKちゃんだけでなく、そのほかの子どもたちも列に並び同様に跳ぶのですから驚くほどの回数を回していることになります。そのため、縄を回していた方の腕や肩が悲鳴をあげるなんてことも出てくるのです。しかし、子どもたちはそんなことなど知る由もなく、また、知っていたとしてもお構いなしで「縄回して」とリクエストしてきます。そして今朝、朝番担当だった主任のY先生が縄を回すことになったのですが、子どもたちの熱気はもちろん、朝から気温が上昇したこともあり、着ていたジャンパーを脱いで縄を回し始めたとき、子ども以上に大人の本気度(心の熱さ)がひしひしと伝わってきました。そんなY先生に負けじと僕も5歳児と靴取り鬼(十字鬼)をしたのですが、「さすが小学校就学を迎える子どもたち」と思えるような知恵と、すばしっこさが身についていることを再確認し、改めて子どもたちの成長を実感させられました。ちなみに、可笑しかったというべきなのか、ドキっとさせられたというべきなのかわかりませんが、子どもたちが入れ替わり立ち替わり僕の腕を触りチェックし「柔らかい」とか「硬った〜い!」と筋肉評価をしてくれました。良かったお腹周りをチェックされなくて・・・。
2019年03月05日(火)
No.2506
(園長日記)
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