Diary

秘密にしなければいけないことかも知れませんが・・・。


他の園や小学校はどうかわかりませんが、我が園は他の園に比べると比較的職員室にやってくる子どもたちが多いと思います。しかもそれは体調が悪いとか怪我をした子どもたちということではなく、「職員室暖か〜い」とか「ちょっと失礼します」と言って職員室へやってきて保育室にはないおもちゃで一遊びし、満足すると「失礼しました」と言って出ていきます。そのほかにも降園の際、先生たちに「さようなら」をするためにやってくることがお決まりになっている子どもたちも結構います。そして、このところやってくるのは間も無く卒園を迎える子どもたちです。とは言っても子どもたちだけでやってくるのではなく、今日もカメラを持ったN組のM先生が「園長先生、今日もちょっといいですか?」と子どもたちを引き連れてやってきました。何をするのかといえば普段僕が座っている椅子に腰掛けた子どもたちを撮影するということです。それはまるで県庁や市役所等を社会見学のために訪問した子どもたちが来庁記念に首長の椅子に座りカメラに収めてもらっているかのようなのです。そんな子どもたちに今日は「ギター持って写してもらったら?」と声をかけると何人かは目を輝かせてくれたのでギターを抱えたところを撮影してもらっていました。この写真がどうなるかはこの先のお楽しみにしていてください。
 さて、これもこんなところで紹介すべきかどうか迷ったのですが、お叱りを受けることも覚悟して書かせてもらいます。今日1歳児S組の子どもたちが暖かい日差しのもとで遊んでいるときのこと、未満児用の園庭にできていた水たまりに張った氷を見つけたと思われる子どもたちがその氷を大切そうに握りしめていたのですが、次の瞬間、な・な・なんとその氷にかぶりつき食べ始めるではありませんか!確かに一見すると水たまりにできた氷とは思えないようにキラキラ光り美味しそうに見えないこともないのですが明らかに水たまりに張った氷!それを嬉しそうにパリパリと音をさせて食べるので「ちょっとそれは止した方がいいんじゃない」と声をかけたのですが、中でもTちゃんは「大丈夫」と言って止めようとしません。近くにいた担任のN先生も「また食べてるの?!」と半分諦めた様子で声をかけてくれましたが、子どもたちは美味しそうに氷を食べていました。除菌・殺菌と躍起になる時代の中で生活に必要な常在菌まで死滅させられています。そんなことを考えるとこんな風に氷を食べることは子どもたちの健康を守ることになるのかも知れません。もちろん、重大な病気につながるようなことがないようににしっかりと目と声と愛情をかけることはいうまでもありませんが・・・。
2019年02月05日(火) No.2487 (園長日記)

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