Diary

お気をつけください


花、野菜、果物、きのこ、虫など全ての動植物がその季節によって咲いたり、実ったり、飛んだり鳴いたりと規則正しく活動しています。園庭の『ツバキ』や『さざんか』も寒くなるのを待っていたかのように花を咲かせるようになり園庭に少なくなった色を与えてくれています。そんな花の彩りに気づいた子どもたちは木を揺らして花を集める姿が見られます。今日も3歳児H組のRちゃんとKちゃんが花たちが木の下にやってきて枝を揺らし、落ちてくる花や花びらを競うように拾い集めようとしていました。しかし落ちてくる花にも限りがあり、思うように落ちてこないことにしびれを切らしたようで、花を手に入れるために遂には枝を折ってしまうほどでした。しかし、こんな風に枝を折られることで『ツバキ』も『さざんか』も種を残すために必死に花を咲かせてくれると思いますので様子を見ながら声をかけてみようと思います。
さて、前述の花、野菜、果物、きのこ、虫と同様にこれからクリスマスを迎える頃になると毎年規則正しく活動を始めるため困らせられるのが、ありがたくないインフルエンザなどの感染症です。毎日通勤のために乗っている電車にもマスク姿の方や咳き込む方が見受けられるようになってきましたので感染予防をしなければならないと思わされます。そして、このところ急に保育園で流行りだしたのが『伝染性紅斑』通称『リンゴほっぺ病』です。特別暑いわけでも走りまわったわけでも、頬が赤くなるような寒さでもないのにほっぺが赤い子どもたちが、一人二人と増えてきました。この『りんごほっぺ病』、厄介なところは、ほっぺが赤くなった時には感染力がないと言うのですから対処の方法がないと言わざるを得ないこと。そのために次々とほっぺを赤らめる子どもたちが増えると言うわけです。ただ、子どもが感染した場合と違い、大人がかかると関節炎や頭痛がひどくなる事もあるようですし、一番問困ってしまうのは、妊娠初期にかかると胎児に異常がでたり流産したりする危険があることのようです。何はともあれ、子どもたち保護者のみなさん、先生たちの健康が守られクリスマスを迎えられることを願うものです
2018年11月29日(木) No.2444 (園長日記)

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