Diary

寒くても暖かい


ついに北海道で初雪を観測したという今日、宮城県内も結構冷え込み園庭のあちこちに霜が降り寒い朝、大人は「おはようございます」だけでなく「寒いですね」という挨拶を交わしていましたが、子どもたちはそんな寒さを気にするどころか「うわ〜雪だあ!」言って嬉しそうに霜を集めていました。そんな外の寒さとは対照的に暖炉が焚かれ暖かいランチルームでは1歳児の子どもたちが畑で育て収穫した大根を使い、ふろふき大根を作るために鍋がかけられランチルーム全体にいい匂いが立ち込めていました。夕方じっくりと火が通り柔らかくなったその「風呂吹き大根」のご相伴に預かりましたが、保育園で育てたとは到底思えないような見事な大根に昨年卒園した子どもたちが作った味噌を使ったゆず味噌が掛けられていた一品(逸品)はとても美味しかったのは言うまでもありません。これも自分たちで育てた採りたての大根を使っていること、そして暖炉でじわじわと茹でるというのがいいのかも知れません。どうやら今年は大根が大きく育っているようですのできっとまた別な美味しい一品(逸品)が作られることでしょう。明日は5歳児が羽釜を使ってご飯炊きを行う予定です。そのお米は自分たちが春に植え秋に稲刈りをさせてもらった田んぼで育ち収穫されたお米です。美味しく炊けることを願っています。
 さて、カメムシが多い年は雪が多いと聞いたことがありますが、この頃やけにカメムシが多い気がします。一週間ほど前、雪虫が飛んでいたのでそろそろ県内でも雪が舞う日が訪れると思いますが、カメムシと雪の関係がジンクスで、大雪や寒さで悩まされることがないことを願うものです。
2018年11月21日(水) No.2439 (園長日記)

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