Diary

PDCAサイクルの重要性


Plan(計画)→Do(実践)→Check(確認)→Action(改善)の頭文字を取ったPDCAサイクルをご存知でしょうか?ビジネスはもちろん、人生設計や家事の効率化などさまざまな局面で役立つと言われ、何かを改善したい、向上させたいときにP→D→C→A、そしてまたPといった具合に4つを循環的に繰り返し行うことで業務をどんどん改善していく手法です。日々の保育においても同様で、立案した予定が計画通りできた場合でも、できなかった場合でも、その原因を追究し、更に高みを目指したり、計画通り進められるようにしたりするために用いられています。今日は昨年に引き続き、先日いもほりをさせてもらった柴田農林高等学校の3年生20名を保育園にお招きし、園庭で一緒に焼き芋をしましたが、昨年の経験と反省・見直し点を活かし学生たちが園に到着する前に火を付け熾火を作っておくなどしたものの焼きあがるまで時間がかかってしまい、焼きあがった熱々の焼き芋を子どもたちと一緒に食べるという願いがかないませんでした。それでも学生たちは臭くなりながらもいもが焦げたり火が消えたるすることがないように番をしてくれたり、子どもたちを肩車して走り回ったり、サッカーをしたりすることが楽しかったらしく、保育園のバスに乗ってもらいで学校まで送り届けるまでのたった5分程度の車中の会話は「すっげ〜楽しかった!」「子どもたちが色んな事知ってて(ませてての意)マジびっくりした」とか「プ○キ○アごっこに入れられたんだけど、なぜか『じゃあ、お父さんね』って言われた!」「着替え持ってきてよかった」と大笑い・大喜びしていました。そんな学生たち、そしてこのような交流事業を受け入れてくださっている柴田農林高等学校と担当のO先生には只々感謝するばかりです。中には朝、保育園に到着した時には子どもたちとどう関わったらいいのか分からなかったのか、緊張していたのか、恥ずかしかったのか、表情が硬く棒立ちだった男子学生がいましたが、子どもたちに「何してるの?いっしょに遊ぼう?」と誘われたのでしょう、朝の緊張した表情とは全く違った笑顔で遊んでいる様子が見られ来てもらってよかったと思い嬉しくなりました。このような交流事業は子どもたちにとっても学生たちにとっても重要なことでこれからも途切れることなく続けていきたいと思っています。そのためにも昨年はしたものの時間的に厳しかったため、今回見送ってしまった野菜がたっぷり入った豚汁作りを復活させることと、学生たちが子どもたちと一緒に焼き芋を食べても午後の授業に間に合うような、しっかりとした振り返り・反省をしなければ・・・。何しろ夕方4時頃、4歳児A組の子どもたちが「園長先生いつもお世話になっているから」といって柴農生がほとんど食べられなかったやきいもを持ってきてくれたのですから。
 さて、今朝玄関前の掃き掃除をしているとき、上空から一年ぶりに白鳥の鳴き声が聞こえてきたかと思ったら角田市の沼にでも向かっているのでしょうか?園舎の上を横切り南の方へ飛んで行きました。毎年やってきているのであろうこの白鳥たち、PDCAをしているはずもないでしょうが、寒い冬を越すために迷うことなくやってくることに驚かされます。北海道でようやく初雪が降ったというニュースが伝えられました。白鳥の鳴き声、初雪の知らせ、夕方ついに雪虫が飛んでいましたので、また一足冬が近づいたことを実感させられます。皆さん風邪など召しませんように!
2018年11月15日(木) No.2435 (保育日記)

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