Diary

牛追い祭り


街中に放たれた牛の群れと人間が市内の闘牛場まで走ることで有名なスペインの「牛追い祭り」をご存知でしょうか?名前は「牛追い祭り」とは言うものの映像を見る限り、どう考えても人間が牛に追われているようで「牛追われ祭り」か「ひと追い祭り」と行った様子。そんな牛追い祭りではありませんが、今朝、処分する空き缶を一輪車に載せて園庭を歩いていると、5歳児子どもたちが「園長先生何してるの?」とか「どこに行くの?」といつものように近づいてくるので「空き缶を捨ててくるんだよ」と返事をすると「ふ〜ん」と言いながら先導するかのように一輪車を取り囲み前を歩いたり、追いかけてきたりするのでなかなか仕事がはかどりません。それでもそんな子どもたちを楽しませてあげたくて、牛追い祭りの牛よろしく、一輪車で子どもたちを追いかけることにしました。すると荷台の空き缶がぶつかり合う音と子どもたちの歓声がさらに仲間を呼ぶことになり大騒ぎ。そんな様子を他の年齢の子どもたちと先生たちがニヤニヤ見ているのです。しかし、身体は正直で、長靴で走っていることが関係しているのかもしれませんが(言い訳!?)何度となく追いかけただけで体力が消耗してしまい、子どもたちに「ほらこっちだよ〜!」と挑発されても追いかけることが辛くなってしまうのです。そんなこともあり気が付けば僕が遊んで遊んでもらっているという結果になっているではありませんか・・・。子どもたちはこれから益々体力がついていきますが、そんな子どもたちに反比例し僕は年々体力が減退していくという事実。いつまで牛追い祭りごっこができるでしょうか?牛だけに「モ〜だめだ」とならないように頑張らなければ。
2018年11月13日(火) No.2433 (園長日記)

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