Diary

楽しそう


今朝いつもの電車に乗って仙台駅を出発する時、斜め前のボックスシートに3人(男性2人・女性1人)の外国人が座りました。耳のピアスはもちろんのこと、口の辺りににもピアスをしている彼らは、バックパッカーのように大きな荷物を持っているわけではなく、いたって普通サイズのリュックサックを持ち、その中からペットボトルのコーヒーやクッキーを取り出し、楽しそうに話しをしています。服装や顔だち、持ち物などの雰囲気からアメリカ人ではないことは何となく察しがついてたのですが、どこから来たのか気になり会話に耳を傾けてみました。すると彼らがドイツ語で会話をしていることがわかりました。そこで、片言のドイツ語で「Guten Morgen.Willkommen in Japan.Wohin gehen sie? おはようございます。ようこそ日本へ。どこへ行くのですか?」と話しかけてみようかと思ったのですが、もしドイツ語で返事が返ってきてもその後自己紹介をする程度で会話が終わってしまいそれ以上続かないのは明らか。おそらく彼らは英語も話せると思いますが、それでも同じ結果になってしまうのは明確なので彼らが楽しそうに会話をする様子を眺めているだけになってしまいました。それでも、もし、彼らも大河原で電車を降りるようなことがあればどこに行くのか聞いてみたかったのですが、楽しそうに笑いながら会話するの中に「SHIROISHI」という言葉が聞かれたので終点まで行くことがわかりました。だからこそ、僕が電車を降りる際、勇気を振り絞って「Gute Reise!(良い旅行を)!」と話しかければよかったかなあと一人勝手に後悔していました。しかし、それ以前に僕のドイツ語が通じるかどうかが問題なのですが・・・。ところが、日々0・1歳児の子どもたちと関わっている保護者の方々や先生たちは日本語が通じない外国人と話すのと同じようなことをしています。それでもわずかな表情の変化や泣き方で意思疎通をしています。そんな先生たちはどの国に行っても子どもたちと会話ができることでしょう。
2018年11月09日(金) No.2431 (園長日記)

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