保育日記

キラキラ

少々心配だったお天気も担任と子どもたちの想いに圧倒されたのか雨が降ることもなく暑かったり寒かったりすることもなく、先週の4歳児に続き、今日は5歳児2クラスが柴田農林高等学校の畑でいもほりをさせてもらいました。ところが、先日4歳児が掘った畝と数メートルしか離れていないのにいもの育ちが違い、結構大きく育っているものがありました。これには子どもたちも大喜びで満足気！その子どもたちの笑顔に手伝ってくれた学生たちもニコニコ嬉しそうな笑顔を見せていました。春に苗を植えさせてもらい、それを収穫させてもらう。また学生たちが育てた野菜の苗を買い求め、保育園の畑に植えるなど、ここ数年、柴農とは密な交流をさせていただけています。来週15日は昨年同様学生たちに保育園に来てもらい一緒に焼き芋をする予定です。この焼き芋を通してさらに良き交流ができることと思います。
　さて、春の苗植え、秋のいもほりの他に子どもたちが柴農で楽しませてもらっていることがあります。それは、牛舎で育てている大きな牛、草を食んでいるヤギを見せてもらうことです。春に毛刈りをしていることもあるのか、畑に到着した時点で誰に教えられるでもないのに羊と同じような臭いのヤギの臭いに気付き「あっ！ひつじの匂いがする～！」と言う子どもが複数いるのは実体験しているからのことと嬉しくなります。そして、今日も「臭ーい」と言いながらも牛舎の牛たちを見せてもらっていると、ちょうど学生たちが牛舎の掃除を始める時間になったようでした。可愛らしい女子学生であってもスコップでフンを処分する様子に子どもたちは驚きながらも「ねえ、怖くないの？」とか「名前は何ていうの？」と質問を投げかけたのですが、子どもたちの質問に「こわくないよ！」とか「○○っていうんだよ」「この牛は300㎏あるんだよ」と目をキラキラ輝かせて答えてくれました。この子たち（学生たち）は本当に動物が好きで柴農を選び、自分たちの学校に誇りをもっていることが伝わってきましたが、子どもたちもそんな学生たちの姿に目をキラキラ輝かせていました。来週の焼き芋の時もそんな輝く目をたくさん見られることでしょう。そうそう、今日収穫したいもは70㎏でしたが、そのいも入れたカゴをバスから降ろし、一輪車で玄関まで運んだあと子どもたちに降ろす手伝いをしてもらいました。結構な重さですが大丈夫だと確信し見ていたのですが、子どもたちは「せ～の」と声をかけ合い、いもを一つも落とすことなく降ろすことができました。そんな姿に改めて力が付いていることや成長を感じました。

2018年11月06日（火） No.2428 (園長日記)

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