Diary


今週は比較的お天気が安定し過ごしやすい毎日を過ごすことができました。それでも朝夕の寒暖の差によって園庭の畑のカブや大根、白菜は日に日に大きく順調に育っていることが目で確認できます。反対にオレンジ色に完熟していた柿の実は子どもたちだけでなく鳥たちに食べられ、少しづつなくなっていましたが、ついに全ての実がなくなり幹と枝だけになった木は水墨画を見ているかのような佇まいになってしまいました。同様に春から夏にかけて彩を与えてくれていた花々も見られなくなり園庭が殺風景になりつつありました。そんなこともあり、昨日主任のY先生と事務のOさんに「そろそろ園庭に植えるお花を買ってこなければ・・・」と話をしていたところ、夕方4歳児A組のTちゃんのおばあちゃんが「保育園に植えてください」と色とりどりのパンジーとビオラを持ってきて下さったようで担任のR先生が「園長先生Tちゃんのおばあちゃんがお花を持ってきてくださいました」と報告が・・・。これには僕もY先生もあまりにもタイムリーなことでビックリ!お代をお支払いする旨をお伝えしたものの「大丈夫!いっぱいあるから」とのお返事が返ってきてしまいました。そんなお言葉に甘えて感謝していただき、今日子どもたちやY先生・Oさんにも手伝ってもらいタイヤの花壇や園庭の木々の根元に植えました。すると昨日までの園庭とは打って変わりそこだけ早くも春が来たかのように明るくなりました。一方、0〜3歳児が畑に植えたさつまいもが収穫の時期を迎えたこともあり、今日いもほりをしました。同様に4歳児は春に苗を植えさせてもらった柴田農林高等学校の畑で学生たちにお手伝いしてもらいいもほりをしました。保育園に戻り、どっちが大きく育っていたか比べてみたところ、何と、柴農の畑で育ったおいもより保育園の畑で育ったおいもの方が太く(大きく)育っているではありませんか。その差がなぜなのかはわかりませんが、こんな風に育つのであれば園庭にもう少し畑を作ってもいいのかも知れません。来週は5歳児が柴農でいもほりをさせてもらいますが保育園のおいもより大きく育っているかどうか楽しみです。
 さて、明日の土曜日は文化の日で保育園はお休みです。こんな風に職員全員がお休みとなる土曜日は8月の「山の日」以来となりますが、そんな時は僕も保育をしてくれている先生たちや子どもたちのことを考えることからしばし解放されるのでいつもと違った土曜日を過ごすことができます。明日・明後日はお天気も崩れることはなさそうですので「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」などを満喫し心も身体もリフレッシュして、来週の保育のために英気を養ってくれることを願うものです。
2018年11月02日(金) No.2426 (園長日記)

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