Diary

どれくらい知ってるの?


日本では朝の挨拶といえば「おはよう」とか「おはようございます」が当たり前ですが、今朝保育園に登園してきた子どもたちや先生、そして保護者の方々が「おはようございます」ではなく「おめでとう」とか「おめでとうございます」と挨拶をしてくれるのです。中には今日のハロウィンに合わせ顔や手にシールを貼り、素敵な帽子を被って登園してくる子どもたちがいましたが、ハロウィンを祝っているのではありません。幸か不幸か🎃ハロウィンと同じ今日が僕の誕生日ということで覚えやすい(忘れにくい)ようで、園庭、ランチルーム、職員室ありとあらゆるところで「おめでとう」と声をかけてもらい、給食の時間には5歳児N組のM先生がランチルームのピアノで♪Happy-Birthdayを弾いてくれて子どもたち、先生たち、そして何と給食室のスタッフまでが僕の誕生日をお祝いしてくれました。ところが、ついさっき誕生日をお祝いしてくれた3歳児T組のR君が給食を食べ終え保育室へ戻るとき職員室をのぞきながら「ねえ、園長先生どうして今日が誕生日なの?」と聞いてくるので可笑しくなってしまいました。誕生会を一人ひとりの誕生日に合わせてお祝いするように変えてから10年以上経ちますが、誕生日を祝ってあげること、祝ってもらうことの嬉しさや喜びが子どもたちに根付いていることを自分が祝ってもらうことを通し再認識・再確認させてもらいました。
 さて、自分のことはさておき、何度も書きますが今日は🎃ハロウィン。日本でもクリスマスに並ぶ大きな行事として人気が高まっていまっていることもあり、前述のように子どもたちがハロウィンに合わせシールを貼ったり、素敵な帽子を被ったりして登園してくる姿が見られました。また、0歳児の保育室の入り口には先生手作りのジャックオーランタンが飾られたり、オレンジ色のクラス帽の5歳児は担任の先生たちが△三角に切ってくれた黒い色紙や画用紙を帽子に貼ってもらうなど、自分たちがジャックオーランタンになって🎃ハロウィンを楽しんでいましたが、仙台駅前の某ファッションビルの入り口には今朝すでに大きなクリスマスツリーが飾られていました。ハロウィンやクリスマスの本当の意味をどれくらいの方々が知っていてお祝いしているのでしょうか。保育が○○商戦に踊らされることがないように気を付けて子どもたちと関わらなければ・・・。
2018年10月31日(水) No.2424 (園長日記)

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