Diary

満腹


昨日、大河原教会の創立記念礼拝を守った後、キリスト教保育連盟東北部会の研修会に参加のため山形県天童市に向かいました。受付開始までに昼食を食べる時間があったので、せっかくですので宮城県内ではなく山形県でお蕎麦でも食べようと車を走らせました。どこが美味しいそば屋さんかしっかりと調べて行けば良かったのでしょうが、蕎麦どころの山形県、どこのそば屋さんでも美味しいお蕎麦を提供していると聞いていたので、車を止めやすくなおかつ、それなりに混雑しているお店に入ることにしました。そして、研修会場まで間も無くというところに「石臼」「手打ち十割そば」という旗が揺れるお店を発見。早速車を止め店に入ったところ、そこはどうやら待合室で、すでに結構な人数のお客さんが入店を待っています。システムがわからない僕はそのお客さんたちと同じように椅子に座って待っていたのですが、みなさんの視線を感じます。しかし、誰も何も教えてくれません。そこで一旦店に入ってみるとノートが置かれ名前と人数を記入しなければならないシステムであることに気づき、苗字と1名と記入し待合室に戻り名前を呼ばれるのを待ちました。それからしばらくして店内に案内され、この店のおすすめであるそばを注文すると「はいわかりました。ありがとうございます。あちらのサラダと漬物とご飯は食べ放題ですのでどうぞ」と説明が・・・。その一言を聞き、蕎麦を注文した方々が何人も店内をウロウロしていることに合点が行ったのです。そこで、僕もご相伴に預かるべく席を立ちサラダと漬物を頂きながらそばが来るのを待ちました。ところがオーダーしてから30分以上経ってもお蕎麦が来ません。それは僕に限ったことではなくみなさん同じ様子。そんなこともあり、注文のそばが来る前にサラダと漬物を頂くために何度も行ったり来たりしています。そして、注文のそばがきたときには空腹感を感じていたお腹は全く空腹感はなく、天ぷらと一緒に注文した大盛りのそばを食べるのが辛く感じたほどでした。それでも頑張って完食し店を出たのは2時過ぎ。車で移動のため満腹感のまま研修となりましたが、ここでも座ったままですので当然お腹が減った感覚はありません。それなのに今度は夕食。これがまたものすごいボリューム。数時間眠ってもう朝食、そしてまた昼食。こんな状態でしたので全く空腹感を感じることができない24時間となりました。そして、何と言っても研修会の内容が大学時代に学んだような保育の歴史や基本から物的・人的なことを含めた環境の大切さ、他の園の取り組みをお聞きした後のグループディスカッション、そして今日は園見学などを様々なことを学ぶことができる充実した研修、また往復使った山形道から見える山々の紅葉でお腹だけでなく心も目も満腹になりましたが、消化不良にならないようにしっかり整理しなければ。
2018年10月29日(月) No.2422 (園長日記)

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