Diary

たぬきの次はうさぎ!?


昨日、M組の子どもたちが杉っ葉拾いをしてくれていた時「ありがとう」と声をかけたのですが、その時、草の中にピンクの何かが落ちていることに気づきました。ゴミだと思い拾って捨てようと思ったところ小さなうさぎのぬいぐるみでした。いつから落ちていたのか地面側の体半分が泥と草の色が混ざり合いすっかり汚れてしまっていたうさぎを拾い子どもたちに「うさぎ見つけたよ」と話すと「え〜っ!どこ?見た〜い」と集まって来たので「ほら!」と言って汚れたうさぎを渡してみると、「なんだ本物じゃないんだ」という多くの反応の中に、なんと「わ〜!本当だ可愛い」という声が聞かれたのです。そんな子どもたちはうさぎをしっかり持ち帰り、早速水道で洗ってあげ始めたのです。するとどうでしょう、さっきまで汚れていた体が驚くほど綺麗になりピンクのうさぎの姿が現れるではありませんか。それがとても嬉しかったのでしょう、今朝数人の女の子たちにうさぎのことを聞いてみると「『ぴょんちゃん』って名前つけた」と教えてくれました。一方、「なんだ本物じゃないんだ」と言っていた子どもたちには昨日「じゃあ、今度、木でうさぎ作ってみない」と話したのですが、先日の遊ぼう会でプレゼントとして作ってあげたたぬきが良かったのか「え〜?!やりたい」という声がたくさん。そして今朝早速、人数の子どもたちに「ねえ園長先生いつうさぎ作るの?」と質問されました。ある程度そんな反応が返ってくることは想像していたものの、材料として厚さ5ミリ程度にスライスした大小様々な木を結構な数準備しなければならず、ワークショップ(園長保育!?)を開催するのには少し先になりそうです。
 さて、今日は全園児対象の健康診断の日でした。0歳児クラスは毎月乳児健診で主治医のI先生と顔を合わせているのですが、いつもの保育室での健診と違い相談室で受診するということに緊張や不安があったのか何人かの大きな泣き声が響きました。そんな子どもたちを含め、今日受診した子どもたち全員、異常なくしっかりと育っているということを伺うことができ本当に良かったです。
2018年10月24日(水) No.2419 (園長日記)

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