保育日記

経験値の表れ！

今朝園庭で仕事をしているとき、隣接する東部運動場の上空と思われる空を結構な数のカラスたちが「かーかー」と鳴くこともなくトンビのように旋回しているのです。そんな様子を5歳児M組のJちゃん・Sちゃんと一緒に見ながら「からすのパン屋さんみたいだね！？」と話していたら、Sちゃんが「もしかすると『マイムマイム』してるんじゃない？！」と言うではありませんか。そう言われるとカラスたちが大きな円を作りフォークダンスをしているように見えてくるではありませんか。つい数日前、同じＭ組のＲ君が「もみじ」を「秋の木」と表現していましたが、Ｓちゃんはお泊り保育の時みんなで楽しく踊った「マイムマイム」をしっかり覚えていたからこそカラスたちの舞を見て「マイムマイム」というように素敵な表現をすることができたのだと思います。もちろんＳちゃんがそんなことを話していたことなど知る由もないカラスたちは暫く旋回を続けた後、園庭の上空を南の空へ向けて一斉に飛んで行きました。僕は、毎朝先生たちとお祈りをして一日の予定などを確認をしてから保育を始めているように、カラスたちも今日一日の予定を確認するために合図し合ってからどこかへ出かけたような気がしてなりませんでした。そして、カラスたちが「マイムマイム」を踊っていた空に白鳥の姿が見られるようになるのも、もうすぐでしょう。楽しみです。

2018年10月18日（木） No.2415 (園長日記)

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