Diary

いったいどっち!?


毎年、この時期なると色づき始めた柿の実を何とかして手に入れて食べようとする子どもたちが柿の木の下で相談する姿が見られます。これまでには木に登ったり、長い棒を探してきて叩き落として食べるというツワモノの子どもたちがいましたが、今年はそこまで過激な方法で手に入れようとする様子は見られず、先生たちにきちんと「食べたいから取って」と話をして取ってもらっているようです。ところが(以前も書いたかと思いますが)保育園にある柿の木は全て渋柿。もちろん、先生たちもそのことを知っているのですが、子どもたちに「渋さ」を体験して欲しい(させたい)という思いがあり、「食べたいから取って」との願い通り数個の実を取り食べてもらっています。すると、甘いと思ってかじった柿が予想に反しとんでもない渋さに一瞬動きが止まり「うえ〜っ、渋〜い」と言ったかと思うとよだれを垂らしながら実を吐き出します。ところが、そんな中に「もう一回食べてみる」という子がいるのです。そして、甘いか渋いか確認したいのか、二度目もかぶりつきじっくり味わうかのように食べるではありませんか(タンニンを取りすぎるとお腹の調子に影響するのですぐにストップさせますが・・・)。あの渋さを想像しただけでゾッとするのですが、子どもによってはあの違和感がたまらないのかもしれませんね。
 さて、話は一転しますが、先週金曜日、いつものように衛生センターにゴミを処分しに出かけたのですが、その際、年配の女性が運転する車がバックで駐車しようとしているところに出くわしました。お世辞にもお上手とは言えない車の動きにドキドキしたのですが、その車を見て更にビックリしたことが・・・。それは、車には高齢者を知らせるための四つ葉マークと免許を取得して一年未満を知らせる初心者マークが貼られているのです。何だかギャグのようで可笑しくなりましたが、ということは、高齢になってから免許を取得したということ!?最近高齢者ドライバーによる事故が増えていますが、高齢者を知らせる四つ葉マークと初心者マークを貼ることは周りのドライバーに注意喚起する意味で効果的かも知れません。
2018年10月09日(火) No.2407 (園長日記)

No. PASS