Diary

奇跡!?


天気予報では曇りマークだったのに、いつもの電車に乗るべく家を出て仙台駅まで歩く時間は結構な雨が降っています。この調子だと今日もプールでの水遊びはできないと思っていたのですが、仙台駅を出発して程なくすると雨が止んだらしく、大河原駅に到着した時には完全に雨の気配すら感じられず、出勤後外の掃除をしている時には心なしか空が明るくなってきた印象を感じられるのです。それどころか、9時半頃には太陽が顔を出し日差しが降り注ぎ始めるではありませんか。すると、この時を待っていた3歳児クラスの担任たちはプールに入ることを決断し、すでに水を張り始めているのです。先月までのようにたくさんの水を溜め、結構な時間とまではいかなかったものの諦めていたプールに入ることができて子どもたちも担任も喜んでいました。それにしても、それまで降っていなかったのに出退勤の時、また週二回のゴミ捨ての時に限って急に雨に降られることの多い僕にとって、この日差しは奇跡であり只々驚くばかりです。
 さて、明日は認可保育所であれば年に一度必ず行われる、県の指導監査の日です。社会福祉法人の施設は、障害者や児童、高齢者などの社会的な立場の弱い方々を対象とした福祉サービスを行っていることが多く、そのために公的な優遇処置も受けているため、適正な法人運営や円滑な社会福祉事業の経営を確保しているかどうか、そして、法令や通知等に定められた遵守すべき事項について運営実態の指導監査をうけることになっています。もちろん、やましいことはありませんので何も心配はないのですが、お役人がやって来て、園庭や保育室の様子、子どもたちの成長の記録など保育に関する資料、日々子どもたちに提供される給食に関する資料、職員の配置や処遇に関する資料などなど様々な資料をチェックされることになるので、抜けていることはないか確認しなければならないなど毎年何となく落ち着かないのは事実。何はともあれ、8月最後の日が何事もなく無事に終えられることを願い、明日は「俎板の上の鯉」になって監査を受けたいと思います。
2018年08月30日(木) No.2381 (園長日記)

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