Diary

長く続きますように


今日は朝から雨が降ったり止んだりしていましたが、先生たちは雨脚が強くない時間を見ていつもと変わることなく園庭で遊んでいました。しかし、さすがにこのままではびしょ濡れになるという降り方になると園庭から声が響かなくなる代わりに保育室ピアノの音が響いてきました。特に職員室の真上の3歳児の保育室から子どもたちが大好きなアニメ映画の曲など楽しげで素敵なピアノ伴奏が聞こえてきました。ところが、よく耳を澄ませ聞いていると、そのピアノ伴奏が時々途切れ途切れになることから、見ずしても椅子取りゲームをしていることがわかったのです。そして、その伴奏の中に「ぴ〜ひゃら ぴ〜ひゃら ぱっぱぱらぱ〜」で有名な人気アニメの曲がありました。一緒に職員室で仕事をしていた主任のY先生はこの曲を聞き「追悼しているんですかね?!」とつぶやきました。ご存知の方が多いかと思いますが、昨日、国民的マンガ・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが乳がんのため53歳で亡くなったというニュースが伝えられました。このニュースに日本のみならず、海外でも多くのファンが打ちひしがれているそうです。年齢的にこのアニメで育ったことは世代でないことは言うまでもありませんが、暴力的な表現がなく、ほのぼのとした中にも風刺を効かせるところもあることが番組が長く続く所以なのかもしれません。思えば数か月前、このアニメに時々登場していた元アイドルが亡くなりニュースになりましたが、今頃二人は楽しい話に花を咲かせているのでしょうか・・・。平成の時代にあって昭和の風情を伝え続けているこのアニメ番組が、元号が変わっても長く続くことを願うものです。 
 さて、話は変わりますが、保育園の近くにある生活介護施設から毎年「夏まつり」のお誘いを受けます。今年も今月始めに入所者が施設の方と一緒にご案内をいただいていたので今日4歳児A組の子どもたちが出かけてきました。すると、かき氷やわたあめ、たこ焼きをごちそうになっただけでなく、ネールアートをしてもらった子どもたちもいて(男の子でも)大喜びで帰ってきました。これまでも花の日礼拝や収穫感謝礼拝などでお邪魔させてもらっていますが、今度は保育園の夏祭りにご招待をすることも考えてもいいのかも知れません。いずれにしろお互いの施設が地域に根差し良き交流が長く続くようにしたいものです。
2018年08月28日(火) No.2379 (園長日記)

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