Diary

季節の変わり目


関東や西日本では相変わらず猛暑が続いているようですが、東北の週間天気予報を見ると曇りや雨が降るなどの予報が出されているので暑い夏から解放され、ようやく秋へとバトンタッチとなりそうです。気が付けば日の出の時間が遅くなり、反対に日の入りの時間が早くなってきましたが、それに合わせるかのように桜の木から落ち葉が落ちるようになり園庭に響いていたセミの鳴き声はほとんど聞かれなくなり、替わってトンボが飛ぶようになり、夕方になるとどこからともなくコオロギやキリギリスといった秋の虫たちの鳴き声が響くようになりました。これからどんどん空気が乾燥し、これまでのように汗をかくことも少なくなるのは嬉しい反面、朝夕寒く感じるようになると、日が長く暑い夏が恋しくなるのですからわがままなものです。しかし、野菜や果物、魚など美味しい食べ物が増える季節であることも事実!そんなことを楽しみに気持ちを切り替えて秋に向かわなければ・・・。
 さて、県内の多くの小学校では夏休みが終わり今日からまた授業が始まりました。長い休み明けで「学校に行きたくない」と思いながら登校した子どもたちもいたことでしょう。季節の移り変わり目だからなのか、曇り空でパッとしない天気だったからなのか、保育園でも今朝は泣きながらの登園や、登園しても愚図る子どもが多かったような気がします。しかし、そんな子どもたちも友達同士で遊び始めるとそれまでの表情や涙は全く見られずいきいきと遊んでいます。泣いたり愚図ったりするということは子どもながらに心が揺れてどうしたらいいかわからなくなっていたり、甘えたいという気持ちの表れだったりするものです。先生たちはそんな子どもたちはもちろん、その保護者の方々が安心して過ごしたり仕事へ出かけられるように関わってくれています。そんな先生たちが疲弊することがないように園全体で支え合いながら歩んでいきたいものです。
2018年08月27日(月) No.2378 (園長日記)

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