Diary

今更!?


昨日仕事を終え、大河原駅へ向かう途中、ご自宅の前にいらしゃったK君とMちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんにご挨拶をすると「ご苦労様でした。いま、送り火を焚いていました」とお盆の行事の送り火をなさっていました。東北ではお盆がすぎると一気に秋めかしくなりと同時に夏休みも終わりが近づいていることを意味することになります。そのため宿題や自由研究をなおざりにしていた子どもたちは追い込みに必死になる時期になります。ところが、気象庁が「異常気象」と判断した2018年夏の猛暑は今後も続き、厳しい暑さが続く見通しがあるようで、文部科学省は学校での熱中症事故を避けようと夏休み期間の延長などを検討するよう各教育委員会に通知したというのです。宿題や自由研究をなおざりにしていた子どもたちにとっては朗報に聞こえますが、夏休み延長論の急浮上に学校現場や保護者からは戸惑いの声も上がっていると言います。子どもたちの身体のことを考えるととても大切なことですが前述のように東北ではお盆が過ぎると秋めかしくなり、朝夕は肌寒さを感じるようになり湿度も下がり乾燥してジメジメ感がなくなるため夏休みの延長は必要ないと思いますが、文科省はもっと早い段階で通知を出すべきだったと思います。そして、それ以上に考えて欲しいのは保育所は0歳児の子どもたちからを預かっているということを鑑み、厚労省は文科省以上に早い判断をするべきだと思ってしまいます。しかし、それができないのは保育所は幼稚園や認定こども園のように学校ではなく福祉施設であり子どもたちのためにあるというより働く保護者のためにあるということの表れ・・・。幼稚園勤務を経験している立場からするととても複雑でなりません。
2018年08月17日(金) No.2372 (園長日記)

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