Diary

突然


昨日一昨日とお休みをいただき、今朝いつものように家を出て仙台駅に向かう時、それまでほとんど降っていなかった雨がすごい勢いで降り出し、たった10分程度の道のりでソックスが湿っぽくなるほど靴が濡れてしまいました。この調子だと大河原駅から保育園に向かう10分間で間違いなくびしょ濡れになることを覚悟したのですが、何と大河原は雨が降った形跡がほとんどないのです。ところが、お昼前に空が暗くなり突然バケツをひっくり返したような雨が降り出しました。この雨のお陰で退勤する準備をしていたW先生はタイミング逸してしまい、しばらく職員室で雨宿り!?をしなければならなくなってしまいました。また、突然といえば、子どもたちがお昼寝をしている最中、町内のどこかで行われるお祭りを知らせるのか、突然大きな音を立てて花火が上がるのですから、未満児クラスからびっくり仰天し目を覚ました子どもたちの泣き声が響きました。これまでは夏祭りを知られていた花火もこれからは秋祭りを知らせることになるのでしょうが、同様に夏の虫から秋の虫たちへ鳴き声がバトンタッチされ始めたこと、毎年田植えをさせていただいている園庭から見える田んぼの稲がこうべを垂れ始めていることからも季節が夏から秋へ変わりつつあることを実感させられます。昨日平成最後の戦没者追悼式が開かれましたが、すくすく育つ稲を見て感じたこと、それは、白いご飯を食べることはもとより、食べたくとも食べるものがなくお腹を空かせたまま戦陣に散り戦禍に倒れた人々のことでした。一方、今日も登園予定だった子どもたちが突然お休みとなり59名しか登園しなかったからなのか、給食のおかずがいつもより大盛りだったこともあり空腹で亡くなった方々、今なお世界中には戦果の中にある方々、食べるものがなく困っている方々が大勢いることを思うと複雑でなりませんでした。
2018年08月16日(木) No.2371 (園長日記)

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