Diary

52名


今朝いつもと同じように外遊びをしていた4歳児A組のYちゃんが「ねえ、園長先生、今日お友だちいっぱいお休みだけどどうして?」と聞いて来ました。いつもなら賑やかな声が響いている時間なのに園庭で遊んでいる子どもたちは"まばら"かといって保育室に誰か仲間が残って遊んでいるわけではないことに気付いて不思議に思ったのでしょう。そこで「お家の人がお休みのお友だちがいっぱいいるから今日はみんなお休みなんだって」と事情を説明すると一言「ふ〜ん!いいなあ」とつぶやくのです。たったこれだけの短い言葉でしたが「いいなあ」と言う前の「ふ〜ん」という言葉にならない言葉だけでAちゃんの気持ちが全て伝わってきた気がします。そこで「Aちゃんもお休みだったらよかった?」とあえて聞いてみたところ「うん!」という正直な返事が返ってきました。では、なぜAちゃんが前述のような思いに至ったか考えてみたのですが、今日登園した子どもたちの数は52名だけ!今月の在籍が205名ですので153名(1名病欠を含)がお休みだったことになるのです。しかもAちゃんが在籍するA組の子どもたちはAちゃんを含め3名だけだったのですから「少ない(お休みがいっぱい)」ということを実感するとともに、お友だちがお家の人と楽しく過ごしていることでもイメージしたのでしょうか?それが「いいなあ」と気持ち(本音)が言葉として出てきたように思えてなりませんでした。明日・明後日もお休みする子どもたちが大勢となりそうですが、だからこそ普段できない保育ができることも事実。Aちゃんに限らず、登園してくる子どもたち、お休みしている子どもたちにとっても有意義な数日になることを願うものです。
 そうそう、この数日は登園する子どもたちが少ないため先生たちも交替でお休みを取っています。そのため、今日もそうでしたが、担任の先生が出勤しているのに別な先生が担任の代わりになるということもあり、子どもたちも担任の先生たちもお互いが気になり何となく落ち着かない様子が見られました。さて、明日はどうなることやら・・・。
2018年08月13日(月) No.2370 (園長日記)

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