Diary

運を使い果たした!?


ここ数年、中学校や高等学校から職場体験、インターンシップとして学生たちが保育園にやってきて、子どもたちの様子や保育者との関わりを学びにくるようになり、今週も町内の2つの高校から数人ずつ来ています。学校とは違った緊張感があるのか、先生たちの前では少々表情が硬い様子も見受けられますが、子どもたちと接すると笑顔があふれ楽しそうに過ごしてくれているように感じます。同様に子どもたちも何でも聞き入れてくれるお姉さんに甘える様子も見られ楽しそうに過ごしています。全国的に保育者不足が問題になっていますが、職場体験、インターンシップだけは毎年複数の学校から依頼があり、出来る限り受け入れるようにしています。9月には町内の中学校から生徒がやってきますが、一人でも保育の仕事に興味ややりがいを感じ取り、実際に保育者となって(どこの施設でもいいので)一緒に子どもたちと過ごす楽しさや子どもたちの育ちの素晴らしさを感じられたら嬉しいのですが。とはいっても彼女たちが保育者となって現場に立つころ、僕が現場にいるかどうかは分かりませんが・・・。
 さて、小学校が夏休みに入ったこともあり、いつもならば授業が終わってから児童館や児童クラブで過ごしている小学生たちが、午前中からで過ごすようになりました。そんな小学生と3月に保育園を卒園する5歳児が交流を図り、児童館がどんなところなのかを知る機会を持っています。今日は大河原南小学区の子どもたちと担任の先生たちをバスに乗せて児童館に出かけてきました。限られた時間でしたが、子どもたちが来ることを楽しみに待っていてくれた1年生から4年生が歓待してくれて、ゲームをしたり建物を案内してくれたり交流が出来ました。そして、全員で「じゃんけん列車」をした際、じゃんけんがめっぽう弱いはずのぼくが、な・な・なんと全勝し先頭になってしまったのです。この珍事に児童館の先生たちはもちろん、一緒に出掛けた担任もビックリ仰天!子どもたちは「園長先生すご〜い」とか「園長先生強〜い」とか言ってくれていたようですが、僕は申し訳なくて・・・。こんな滅多にない出来事に児童館で運を使い果たしたような気がして、今週の残り数日何だか心配でなりません。それにしても、3月に保育園を卒園して数ヵ月しか経っていない1年生がしっかりと成長していること、その他の卒園児たちも心身ともに成長していることを確認できた時間となりました。そして、時代を象徴しているのか、児童館で将棋が人気があり1年生でもできるというのにはビックリ!そんな中、3年生の卒園児Y君に「僕児童館で強いから園長先生と将棋がしたい」とのリクエストがあったのでハンディキャップなしで勝負すると、ものの5分程度で決着がついてしまいました。ごめんねY君。今度行く時までしっかり腕を磨いておいてください!次の勝負を楽しみにしています。
2018年07月25日(水) No.2356 (園長日記)

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