Diary

どこで覚えてくるのやら


お泊り保育が終わりホッとしたのか、5歳児の子どもたちが以前にも増して職員室前のバルコニーで遊ぶ姿が見られます。今朝もN組のS君が砂場で使う振るいを2つ重ね見つけたセミを2匹(一匹は死んでいてもう一匹もほとんど動いていない)入れて喜んでいたり、M組のK君は柱上りをして「お〜い園長先生」と叫んでいたり賑やかでした。そんなS君が突然一緒に遊んでいた仲間たちに「ちょっと園長先生にお会いしてくる」と言い残し職員室の僕のところねやってこようとする姿が背中越しに見え(聞こえ)ました。「お会いしてくる」なんていう子どもが発することのないようなその声は、職員室にいた他の先生たちにも聞こえたため笑い声が響いたのですが、S君はいったいどこでこんな言葉を覚えてくるのでしょう?S君のことですからきっとまたユニークなことをしてくれることと思いますので、期待して待ちたいと思います。
 それから今日5歳児は畑で育てていたトマトやキュウリを収穫しそれを流しそうめんよろしく野菜流しをして食べていましたが、数本の竹を上手につなぎ野菜がうまく流れるようにするには試行錯誤が必要で、悪戦苦闘しながらも梯子や古タイヤなど使えそうな材料を園庭などあちこちから運び取り組んでいました。プールに入らずともぴちゃぴちゃと水の音が響き、こぼれた水でアスファルトが濡れるとそれだけで涼を感じることができ体感温度が下がった気がしました。こんな楽しさを味わった子どもたちですから、きっと「またしたい」ということは間違いないでしょう。なぜなら、今日使われた竹はしっかりと日干しされていましたので・・・。
2018年07月24日(火) No.2355 (園長日記)

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