Diary

園長先生は子どもより元気!?


先日のお泊り保育の日の朝のことです。5歳児M組のAちゃんがいつものようにお母さんの車で登園してきたのですが、斜面の下草払いをしている僕を見ながらお母さんと一緒にニコニコ笑っているのです。いったい何があったかと思ったらお母さんが「Aが『園長先生は子どもより元気って』いうんです」と笑いながら話しかけてくださいました。自分では全くそんなつもりはなく、常に子どもって元気だなあと思わされているのですが、Aちゃんにはそんな風に映っていたということなのでしょう。思えば先週のお泊り保育の時もかなりの暑さでしたが、誰一人として熱中症などになることなく元気に過ごす子どもたちの体力に只々「凄い」と驚かされました。また、これまでは子どもたちの様子を見守りながら徹夜のような状況でも翌日も意外と元気に過ごしていたような気がしますが、今年は時差のある海外に行った時のような倦怠感があり、歳と体力の低下を痛感させられたことからも僕が「子どもより元気」というのはかなり怪しいところです。全国的に猛暑が続き、東北でも8月になっても経験することがないような暑い日が続いていて宮城県内でも地域によっては体温と変わらないどころか、微熱がある時のような気温になるなどしていているので体調を崩したり寝苦しさを覚えるなど辟易としている方もおられるでしょう。この様子は暫く続きそうですので、今週無事乗り切れるよう、しっかりと体調管理を行なわなければ・・・。
 さて、日本人の多くの方が一度は見た事があるであろう「まんが日本昔ばなし」このアニメ番組でナレーションをしていた、俳優の常田富士男さんが先週お亡くなりました。当時毎週土曜日の七時に放映されていたこの番組を見て育った方々はこのニュースを知り残念に思った方も多いのではないでしょうか?僕はこのニュースを知り、昭和がまたどんどん遠い昔になってしまって行くように感じ寂しさを覚えてしまいました。来年元号が変わるともっともっとそんなことを強く感じるのでしょうか?そんな時代になっても「園長先生は子どもより元気!」そう言ってもらえるでしょうか?そうあれるように、子どもたちにたくさんの力をもらい続けなければ。
2018年07月23日(月) No.2354 (園長日記)

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