保育日記

白熱

2018FIFAワールドカップロシア大会も決勝戦のフランスVSクロアチア戦を残すのみとなりました。4年に一度開催されるこの大会、世界中のサッカーファンが熱狂し、応援するチームの勝敗によって一喜一憂することになります。しかし、毎月行われている保育園のサッカー教室もそんなワールドカップに負けず劣らず盛り上がり、今日も4・5歳児の子どもたちが炎天下の下ボールを追いかけた結果、汗をかいてシャワーを浴びた後のように髪の毛がびしょぬれになっていました。いつもなら隣接する運動場のグランドをお借りしているのですが、昨日降った雨の影響でグランドがぬかるみ凸凹になるといけないという判断なのか使用することが出来ず、園庭で行ってもらいました。そんなこともあり、子どもたちが生き生きと取り組む様子を見ることができました。そんな中、4歳児H組のT君が少々熱っぽいということで職員室のソファーで休んでもらい大好きな昆虫の図鑑などを見てもらいながら、水分補給にスポーツ飲料ポ○リ○ウ○ッ○を水で薄め飲んでもらうなどしたのですが、余りにも心地よくなったのかサッカー教室どころではなくなったようです。そんなT君がチーム分けするためのビブス（ベスト）をソファーに置き忘れたのでコーチのところへ届けるため職員室を出たのですが、そのままではつまらないと思い、子どもたちと同じようにビブスを着用し子どもたちがサッカーをしているところへ登場してみました。すると、コーチと担任たちが笑いをこらえニヤニヤしているのです。ところが子どもたちは何事もなかったかのようにコーチの指示に従ってボールを追いかけています。それどころか、MぐみのMちゃんは「園長先生一緒にしよう」と言って僕を誘ってボールを持ってやってきてくれたのには驚きでした。その後、ビブスをお返しししばらく子どもたちの様子を見ていましたが、積極的にボールを追いかける子がいるかと思えば、ず～っとゴール前で動かずにいる子どもがいるなど役割分担をしていて、さすが5歳児と思う一方、性格がでるものだなと可笑しくなりました。
　さて、話はワールドカップに戻りますが、決勝戦のフランスVSクロアチアどちらが優勝するのでしょう？昨年クロアチアに行った際、通訳をしてくれた方は以前ガンバ大阪やサンフレッチェ広島、2002年ワールドカップで通訳をするなどの経験のある、クロアチアに住む日本人とクロアチア人のハーフ！きっと今現在も興奮状態かと思いますが、優勝した暁には「おめでとう」のメールをしなければ・・・。

2018年07月13日（金） No.2349 (園長日記)

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