Diary
素晴らしい観察力
ついに東北南部も梅雨入りし、しばらくの間、雨と湿度と気温の変化に悩まされるうっとうしい季節を迎えました。お陰で先週までカラカラに乾きホコリが立っていた園庭はありとあらゆるところが雨でしっとりと濡れ、水たまりもできるようになりました。そんな園庭でいつものように放射線量を計測した後、子どもたちが遊ぶブランコや鉄棒の下に溜まった水が流れるようにシャベルで川(水路)を作っている時、5歳児M組のI君と3歳児T組のY君兄弟が登園してきました。そんな2人に「おはよう!」と声を掛けるとI君が「ねえ、園長先生何してるの?」と訪ねてきました。そこで、「水遊び!」と返事をすると「えっ〜!何で?」と笑うので「楽しいよ!一緒にしない?」と聞いてみたのですが「いい」と一蹴されてしまいました。そんなI君今度は園庭を眺めたかと思ったらお母さんに「今日は葉っぱが黒くなってる!」と話しかけているのです。そんなI君の言葉にお母さんは「そうなの」と返事を返してくださっていましたが、ぼくは「I君どの葉っぱ?」と訪ねてみると園庭中央のケヤキを指さすのです。「じゃあ、この前までは何色だったの?」と聞いてみると「Green」という返事が返ってきました。日が差していなかったからなのか、雨が降った影響なのか定かではありませんが、先週までの葉の色とは明らかに違っているのは確か!子どもながらにこの変化に気付くI君、もしかすると先生たち以上にあちこち見ているのかも知れませんが、その観察力に驚かされました。そうそう、雨が続くとどうしても外に出ることが少なくなります。そして畑の野菜の手入れが行き届きにくくなり、摘まなければならない脇芽が大きく育ったり、育った苗が倒れてしまったりしてしまいます。農家の方々は雨が降っても風が吹いても一日一度は畑に足を運ぶのでしょうか?植えたからには農家の方々よろしく、責任をもってしっかり手入れをし、育てなければ・・・。
2018年06月11日(月)
No.2330
(園長日記)
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