Diary

こんなに違うの?


東日本大震災の翌年、2012年6月現在の場所に新築移転して早くも6年が経ちました。当時園庭には何もなく、ただただ広い平らなグランドと言ったところでしたが少しずつ植物を植え、子どもたちが少しでも満足して遊べるようにと砂場を作り、廃材を使って砦のようなバラックを作るなどしていきました。その後も畑を作ったり、手作りのアスレチックのような遊具を作ったり、役目を終え錆だらけになっていた車掌車を購入・設置するなど少しづつ手を加えてきました。そのほかにも、多くの保護者の方々のご好意やご協力をいただき、遊具を片付けるためにと工事現場などで使われるスーパーハウスと言われる家をいただいたり、記念品として植樹がされたり、子どもたちの乗り物置き場を作っていただいたり、築山とトンネルが増えるなど年々変化しています。しかし、常にそんなところで働いていると特別変化しているという感覚はないものです。ところが2年前、「航空写真を撮ってみませんか?記念になりますよ」というお誘いのお電話に、心が動き「じゃあ一度撮ってみよう」と試しに撮影してもらいました。そして、普段鳥瞰することなどできない園舎や園庭を写真で見て、4年間でこんなに植物が育ち(増え)、廃材で色々なものを作っていたことにびっくりすることができ、自分たちではできない航空写真撮影の良さを知りました。あいにく昨年はお誘いの電話がなく撮影することができませんでしたが、今日一年ぶりに撮影してもらったので2年前とどれくらい変化があるのかしるためにも写真の出来上がりが楽しみでなりません。それにしても上空を飛ぶセスナから写真を撮る技術、またどんどん進むカメラの性能に驚かされます。ちなみに飛んできたセスナ機を見るために空を眺めながら聞こえるはずもないのに「写真撮って〜!」と叫ぶ子どもたちの姿はとても可愛らしかったです。
2018年06月06日(水) No.2327 (園長日記)

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