Diary

そうなるといいね!


5月も残り一日だけ、昨日は夏を思わせる暑さでしたが、今日は梅雨を思わせるようなじめっとして蒸し暑い曇り空の一日となりました。毎日電車で顔を合わせる高校生たちも6月には夏服へと衣替えとなり、暑さから解放されることと思いますが、梅雨入りすると肌寒く感じる日もあり、なおかつ祝日がない6月は体調管理が求められることになります。しかし、今日の4歳児はバスに乗って柴田農林高等学校へ出かけ、畑にさつまいもの苗を植えさせてもらうという楽しみがあったこともあり、暑かろうがジメジメしていようが全く意に介すことなく、朝から興奮気味に「園長先生バスよろしくね」と声をかけてくれました。そんな子どもたちのうちA組の子どもたちを第一便としてバスに乗せ、約束の時間に柴農の畑に向かったのですが、到着しても先生の姿も見えず、例年であれば準備されているマルチシートも張られておらず、何だか様子が変!それでも、しばしバスを止めお待ちしているとはるか後方から慌てた様子で走ってくる大人の姿がミラーに見えるのです。それは紛れもなくお約束していたO先生!どうやら違うところで待っていたことが判明。そこで大急ぎでバスをUターンさせO先生にも乗車していただき目的の畑に到着。その畑にはマルチシートが張られているだけでなく、子どもたちがすぐにでも植えられるように切り込みが入れられたところに苗が一本ずつ置かれているではありませんか(@_@;) その様子から、なかなか到着しない子どもたちにしびれを切らした先生が準備をして下さっていたことが伝わってきて恐縮するばかりでした。A組の子どもたちが苗を植えている間にH組の子どもたちを迎えに園に戻り、H組の子どもたちの代わりにA組の子どもたちを乗せ園に戻るこのになっていたのですが、バスに乗る前に草を食んでいるヤギ(柴農で飼っている)を間近でじっくり眺めていると、チョコボールのようなウンチをするのも見たこともあり、苗植えよりもヤギの記憶が刷り込まれたような気がします。そんなA組の子どもたちがバスを降りる前「今度またどこか行こうね」と言うとあちこち行きたいところが挙げられましたが、僕が「今度はカピパラとかダチョウとかひつじを見に行こう」と話すとSちゃんが何とも言えない絶妙のタイミングで一言「じゃあ、お風呂の準備しないとね」と言うのです!これには担任のR先生と大笑い。Sちゃんは動物を見るだけでなく、温泉にも浸かって疲れと汗を流したいのかも知れません。それにしても、子どもの発想、発言って本当に面白いものです。
2018年05月30日(水) No.2321 (園長日記)

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