保育日記

なぜ！？

なせなのでしょう、3歳児は近所の公園へ、そして、4・5歳児はバスでの親子遠足の予定日でしたが、天気予報どおり朝から雨となり3歳児は先日の園外保育（散歩）同様、園舎内での活動となり、楽しみだったお弁当はホールでとなりました。また4・5歳児は昨日のうちから仙台市科学館への遠足と判断していたこともあり、親子ともども気持ちは「科学館」と切り替えていてくださっていたようで、喜んでバスに乗り込んみ出かけていきました。中には「外だと子どもたちに合わせて遊ばなければならないので体力が持たないけど、雨だとそれが少し減るので雨もいいものです」何てことをおっしゃるお父さんもいて、雨天の遠足を肯定的？！に受け入れてくださっていました。3歳児の担任は晴天の下での遠足が叶わず不完全燃焼だったことと思いますが、子どもたちはお弁当と水筒があるだけでいつもと違う一日となったので、不満はなかったと思いますが、今度は是非お天気のいい日に再度園外保育に出かけてもらいたいと思います。
　さて、4・5歳児が遠足に出かけてほどなくして、役場の担当課から「保育園から遠くないところでまたクマの目撃情報がありましたので、保護者のみなさんに一斉メールを送っていただけますか？」という連絡が入りました。体調70㎝程度の子グマのようですが、しばらくは警戒しなければなりません。こんな風に人間の生活範囲に入り込んでくるのはいったい「なぜ」なのでしょうか？クマがいけないのではなく、人間が自分たちの都合・生活に合わせ自然を破壊していることもあるように思えてしまいます。とは言え明日土曜日も保育はあります。童謡「もりのくまさん」のようなクマがやってくるのであれば大歓迎ですが、そんな野生のクマはいるはずはありません。一日も早く彼らが安心して過ごせる森に帰ってくれることを祈るものです。

2018年05月18日（金） No.2313 (園長日記)

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