Diary

案の定


今ではすっかり5歳児の恒例行事となった感のある「田植え」今年も田んぼの持ち主であるHさんのご理解・ご協力を頂戴し、今日、晴天の下で行うことができました。随分前から玄関ホールに味噌づくりと田植えのボランティアを募ったものの保護者の参加者はありませんでした。しかし、今年もHさんの助っ人として頼もしい卓球仲間が3人来てくださり、そこにS学院大学の4年生F君がボランティアとして加わってくれて賑やかに作業ができました。この田植えに向けて担任のM先生とN先生が子どもたちを7グループ分けてくれたこと、Hさんは子どもたちとの田植えのキャリアが数年間になり、事前準備もぬかりはありません。そして、子どもたちの気持ちの高まりもピークといった感じで、そんな子どもたちが恐る恐る田んぼに足を入れるのですが、なんとも言えない泥んこの感触、子どもっちの軽い体重でも足がぬかるんで歩き難く、園庭で思い切り遊んでいる我が園の子どもたちでも右往左往してしまうほどでした。その中でK君・Y君の喜び様は凄まじく、担任も僕も予想していた通り田植えをしたというより、全身泥だらけになるような遊びをしたという表現がぴったりで、その姿はブロンズ像か中国の兵馬俑か泥遊びをした後のアフリカゾウの背中のようになってしまっているのです。彼らからこの姿が見られなかったら反対にびっくりしたと思いますが、想定していたものの想定以上というべき姿には笑うしかありませんでした。
 さて、そんな5歳児の田植えの様子を他の在園児たちが園庭から眺めていましたが、4歳児の担任と子どもたちは、昨日、柴田農林高等学校で買い求めてきた野菜の苗を植えるため、畑に畝を立てマルチシートを張る作業に精を出していました。先日撒いた牛フンの効果によって立派に育ち、子どもたちが喜ぶことができるような収穫につながって欲しいものです。一方、今週金曜日に予定されている4・5歳児の親子遠足の日の天気予報は傘マークが出ています。途中から雨が降り出したらどうしようかと迷うことがないのはいいのかも知れませんが、やはり遠足はお天気がいいなあ。
2018年05月15日(火) No.2310 (園長日記)

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