Diary

願いは叶わなかったけれど・・・。


今日も朝から雨が降るあいにくのお天気となり、園庭は一日中静かなままでした。もしお天気が良ければ3・4歳児はそれぞれ自分たちの足で歩ける距離にある近所の公園へお散歩に出かける予定だったこともあり、嬉しそうに水筒を下げて登園してきました。しかし、雨が上がることを願いながら登園したであろう子どもたちの願いは叶わず雨は降り続き、公園へのお散歩は中止になってしまいました。ところが、先生たちは子どもたちの楽しみを無にすることのないように、子どもたちが持ってきた水筒を下げてもらい園舎内の散歩をしてくれました。大人は普段生活している園内の散歩など何の変哲もなくつまらないと考えてしまいがちですが、子どもたちには水筒というアイテムが1つあるだけでいつもの園舎内が特別なところへ変わり皆大喜び。しょっちゅうやってくる子どもたちは別にして、多くの子どもたちが入ることのない職員室は特別なところと感じているらしく、入口から入ることなくじっくり眺める姿が面白かったです。僕もそうでしたが誰もが幼いころ、遠足など普段と違う行事があると楽しみで仕方がなく興奮して眠れなかったり、朝早く起きてしまったりすることがあったのではないでしょうか?今日実現しなかった散歩はまた企画してくれることと思いますが、その時こそ天気に恵まれて水筒を下げて出かけ今日以上に楽しんでもらいたいものです。
 さて、今日のように雨が降り寒い一日であってもホトトギスはきれいな声で鳴き、益々青葉が目に鮮やかになってきています。個人的なことですが昨夜の我が家の夕食にはカツオの刺身が並びました。まさに「目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ」といった具合でした。雨続きの今週、明日こそはお天気になりますように・・・。
2018年05月09日(水) No.2306 (園長日記)

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