保育日記

様々な興味関心

昨日㋃19日は語呂合わせで「飼育の日」だったようです。この飼育の日に合わせ姫路市立動物園では園内で飼育されているヒツジの毛刈りを行ったことをネットニュースで知りました。羊は暖かな毛布を背負っているようなものなので寒さには強いようですが、反対に体温調整が難しく暑さには弱いようで、暑くなる前に毛刈りをしなければならないそうです。今日は日中ぐんぐん気温が上がり、子どもたちも先生たちもＴシャツ姿で過ごさなければ具合が悪くなるような陽気になりました。一方、羊は毛布のような毛を脱ぐことはできず、大変な思いをしていたことでしょう。保育園でもすっかり恒例行事となっている「羊の毛刈り」ですが、今日のように気温がぐんぐん上がり、暑い日が続くようであれば毛刈りの予定を早めなければ羊たちはぐったりしてしまうということなのでしょうが、ここは東北の地。あと1ヶ月何とか頑張って毛布を背負っていてもらいましょう。
　さて、昨日薪用に戴いていた２㍍弱の杉の枝数本を使ってティピー（アメリカインディアンの野営用住居）のようなものを作ってみることにしました。すると、園長がまた変なことを始めたことに気付いた子どもたちが「園長先生、何するの？」と近寄ってきます。そこで、枝を運ぶのを手伝ってもらい枝が倒れないように抑えてもらうなどしてそれらしき物を完成させたのですが、さっきまで単なる棒でしかなかった木が自分たちが入ることができる家になったのですからビックリ！ぎゅうぎゅう詰めになりながらも早速、中に入り遊んでくれていました。また、今朝は5歳児Ｍ組のＳちゃんと一緒に園庭のあちこちに落ちている椿の花、次々と咲きだしたたんぽぽや花殻摘みをしたビオラやパンジーを集め、タイヤの上に載せた板の上に並べお花屋さんを開店させることにしました。最初はたった二人で初めたものの色鮮やかな花が次々に増えてくる様にたくさんの子どもたちが興味を示し、そこへたくさんの先生たちが加わりお花があしらわれたクローバーの冠ができるなど遊びが発展していました。その後、4・5歳児は今年度初めてのサッカー教室がありましたが、その前に5歳児Ｍ組の子どもたちに職員室前のバルコニーから二階へ伸びている直径10数㎝の支柱登りに挑戦してもらいました。腕や足を上手に使わないと思うように上ることができない中、Ｙ君と親友園児のＭちゃんがコアラのようにスイスイと登っていく様子に歓声や拍手が沸き上がっていました。多くの保育施設では怪我を警戒し、このようなことを許すことはないと思いますが、支柱登りに限らず、怪我に気を付けながら子どもたちの「やってみたい」という気持ちに寄り添ってあげたいと思います。

2018年04月20日（金） No.2296 (園長日記)

<<2018年04月>>
日	月	火	水	木	金	土
1	2	3	4	5	6	7
8	9	10	11	12	13	14
15	16	17	18	19	20	21
22	23	24	25	26	27	28
29	30