Diary

さて、どうなることやら


今朝出勤のためいつものように東部運動場の坂道を歩いている時、保育園に隣接する林のどこからかキジの鳴き声が響いてきました。すると、ほどなくして今度は同じ林の方からウグイスの鳴き声が響いてきます。しかし、お世辞にも上手とは言えない鳴き声から想像し、まだまだ若いウグイスなのが分かりますが、毎年この時期になると様々な鳥たちの鳴き声が響き、河川敷ではツバメたちが乱舞し始めます。こんな風に鳥たちの鳴き声が響き始め、ツバメが乱舞する姿を見ると恋の季節が始まったことを感じます。そして、僕は「ゆかいなさんぽ」(福音館)という以下のような内容の絵本を思い出します。
 
一匹のこぶたが散歩にでかけました。そのこぶたが「ぶたぶたぶたぶた」と言いながら歩いていくと、あひるに会って「ぶたぶた がおがお」と言って歩いていくと、今度はとらに会い「ぶたぶた がおがお うぉお」と言って歩いていくと、今度はうさぎに会います。うさぎは何も言いませんが、はねるのは上手です。「ぶたぶた がおがお うぉお ぴょん」とみんなで歩いていきます。一方、山ではシジュウカラが「つぴつぴ ちぺちぺ」と歌っていました。そこへスズメがやってきて一緒に村のほうへ歩いていくことにしました。「つぴつぴ ちぺちぺ ちゅんちゅん」すると、おながに会って「つぴつぴ ちゅんちゅん じぇえ ちぺちぺ ちゅんちゅん じぇえ」と言いながら歩いていくと、こぶたたちの一行に出会います。そして、動物たちと鳥たちの「ぶたぶた がおがお うぉお ぴょんぴょん つぴつぴ ちぺちぺ ちゅんちゅん じぇえ」という歌合戦が始まり、最後はとてもやかましくなり、みんな、頭を抱えて、ちりぢりに 逃げ出してしまうというお話です。ところが残念なことにこの絵本、現在廃版となって(確か)しまっていて中古でも結構な価格で取引されています。子どもたちが喜ぶこのような本が廃版となってしまうのがとても残念でなりません。できることなら復刻版としてでもいいので再販してして欲しいものです。
 さて、話は一転しますが、本日、雨が降る中、光の子児童福祉会で運営する3つ目の保育園として、来年4月角田市に開園する仮称「角田光の子保育園」の起工式が行われました。2011年10月11日、現在の第一光の子保育園の起工式を行いましたが、園長として鍬を手にし大きな声で「えい!えい!え〜い!」と声を上げ先生たちに笑われたことを思い出しました。幸い!?今回は鎌も鍬も鋤も持つことも「えい!えい!え〜い!」と声を上げることもなく済みましたが、自分の経験上、公立保育所を引継ぎ運営することは容易ではない部分があることは間違いいありません。しかし、引き受けたからには前述の「ゆかいなさんぽ」の結末のように、頭を抱えちりぢりに逃げ出してしまうことのないよう理事長が手腕を発揮してくれることでしょう・・・。
2018年04月18日(水) No.2294 (園長日記)

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