Diary

いかがですか?


日中の最高気温が14度程度にしか上がらないとはいえど、日差しがあれば暖房はほぼ必要なく、またスギ花粉の飛散も落ち着いたこともあり外遊びが気持ちよく感じます。今日も多くの子どもたちがそれぞれ気に入った場所で気に入ったことをして遊んでいました。そんな中でもとても楽しそうに遊んでいたのが4歳児H組・A組のH君、K君、Hちゃん、Kちゃんたち。なんと、遊具小屋の中で歯科医を開業したらしく、園庭で拾ったであろう細い枝を両方の手に握ったH君がK君に向かって「は〜い、お口開けて!」と言って口内の診察を始めようとします。するとK君はその指示を拒むことなく「あ〜ん」と口を開き診てもらいます。そんな様子を見ていたHちゃんとKちゃんが「じゃあ、今度は寝てください」と四つ並んだ一斗缶の上に仰向けで寝転ぶように指示すると、K君はまたしても指示通り仰向けに寝転がり二人の看護師さんにお腹を見せ、聴診器に見立てた砂場用の遊具でなされるがまま診療してもらっているのです。こんな風に診療が行われている横では他の子どもたちが自分たちが遊ぶのに必要なおもちゃを探し次々と出入りしていて、診療所にはあってはならないほどの砂埃が舞い上がっているのですから可笑しくなってしまいます。そうかと思えば、遊具小屋の前では5歳児の女の子たちがゴザを広げ、裸足になり楽しそうにままごとをして遊んでいましたした。このどちらの遊びからも具合を聞くための「いかがですか?」やお料理の味を確認するための「いかがですか?」という声が聞こえてきそうでした。
 さて、HNKのニュースによると麻疹(はしか)が流行っているそうです。みなさん、どうぞお気をつけください。
2018年04月17日(火) No.2293 (園長日記)

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