Diary

最適


新年度が始まり全国各地の官公庁や企業では辞令交付式や入社式が行われましたが、真新しいスーツに身を包んだ職員や新入社員は緊張感と希望に満ち溢れていることでしょう。今日入園式が行われた保育園でも保護者に手を引かれたり、抱っこされたりした新入園児たちが緊張や不安や喜びが入り混じった様子で登園してきました。玄関ホールでクラス担任となった先生と初顔合わせをして、名札をつけてもらうと多くの子どもたちが嬉しそうな表情を見せていましたが、明日からは今日と違い保護者の方に「バイバイ」や「行ってきます」をして保育園で過ごすことになるのでしばらくの間、例年のように「いや〜」とか「ママ〜」という声とともに大きな泣き声が響くことになるでしょう。そんな子どもたちが保育園に慣れて喜んで登園してくれるようになるまで先生たちは一人ひとりの子どもたちに最適と思われるような関わりをしなければなりません。ところが、新入園児だけでなく進級した子どもたちであったも新しい環境に多少の不安は抱えているものです。そんな時にこれまで甘えられた先生が余裕がなかったりすると進級児も不安定になりかねません。そんな訳で4月の先生たち、中でも今年度、第一光の子保育園に勤務することになった職員は肉体的にも精神的にも毎日クタクタになります。
 さて、そんな先生や子どもたちの入園式に合わせるかのように園庭の桜が大河原名物の『一目千本桜』より一足早く見事な花を咲かせたため園全体がピンク色に染まり始めました。入園式後、その景観をバックに多くの方々が記念撮影をするほどで入園式に最適な日和となりました。そしてしばらくはお花見が楽しめそうな感じです。
2018年04月02日(月) No.2282 (園長日記)

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