Diary
打って変わって
数か月前、そろそろクリスマスを迎える準備を始めようとしていたころ、電車の中でマスクをしている人が咳をしたり、マスクをしていない人がくしゃみをしたりしようものなら複数の厳しい視線が付きが突き刺さったものですが、この季節、同じようにマスクをした人が咳をしたり、マスクをしないひとがくしゃみをしても花粉症ということが分かるのか、それまでとは打って変わって厳しい視線が投げかけられることはなく、それどころか反対に同情してくれているような優しい眼差しが注がれます。保育園の中にも花粉症に悩まされている子ども、職員が大勢いて、職員室で新年度に向けた事務仕事をしている時も鼻水が書類に落ちることのないように対策を講じながら作業をしています。僕はと言えば暖かくなったのでひとまず薪割り作業をお休みし、様々な症状に悩まされながらも来週の入園式に向けて斜面の草刈りを始めています。昨年T先生が何度となく作業をしてくれていたこともあり以前の作業に比べるととても楽になっただけでなく、これまで十分に日の光を浴びることのなかった植物たちが暖かい日差しのお陰でいきいきと育っていることに気づかされます。園庭を取り囲む桜の木や園舎東側の山の上にあるどんぐりの木などに止まっているのでしょう、様々な鳥たちが春が来たことを喜ぶかのように会話する声(鳴き声)が響く園庭では芝桜やスイセンが次々に花を咲かせています。明日・明後日、風が強くなく暖かければ「外で給食」なんていうのも気持ち良さそうです。
2018年03月28日(水)
No.2279
(園長日記)
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