Diary

トンネルの花道


今年度、行事のたびに雨に降られるなど天気に悩まされ続けたこともあり「雨女」を称していた5歳児M組の担任M先生ですが、今日は「雨女」を返上することができるような心配無用の卒園式日和の晴天になりました。そんな中、保護者の方々と一緒に登園してきた子どもたちは本番を前にさすがに昨日とは違い緊張した面持ち、同様にN組M組の担任M先生たちも遂に実感が湧き出し緊張してきた様子。そして、開式予定時間前には全園児が揃ったこともあり予定時間より若干早く式を開始しました。何日も前からピアノの練習を重ねてくれていた0歳児H組のN先生の奏楽が響く中、入場してくる33人の子どもたちの姿に早くも涙ぐみ目頭を抑える保護者の姿も・・・。また、子どもたちも練習時にはしっかりできていたのに緊張したのか着席のタイミングが狂うというハプニングもありましたが、立派に証書を受け取り、しっかりと感謝の言葉を伝え、上手に歌を歌ってくれました。そんな成長した子どもたちの姿に保護者の方々が次々涙を流していました。ところがN組のSちゃんをはじめ、子どもたちが次々と泣き出し、その泣き声の大きさに笑い声が聞かれるほどでした。しかし、来賓としていらしていただいたHさん、Kさん、Kさんの3人の田んぼの先生たちはもらい泣きをするほどで式が終わり職員室に戻ると口々に「いや〜あの女の子にはやられた(参った)!」「しばらくぶりに感動した」とおっしゃっていました。ご来賓がお帰りになった後、記念撮影を行いクラスで記念品などをもらい、第一光の子保育園恒例となった先生たちが向かい合い手を合わせたトンネルの花道の中を子どもたちと一緒に保護者の方々にも通ってもらい(僕が以前勤めていた幼稚園での習慣)降園となりました。この卒園の日を迎えるまで何日も、いや何年も子どもたちのために子育てをなさって下さった保護者の皆さまに敬意を表すと共に、子育てのお手伝いをしてくれた先生方に感謝します。そして、卒園後もたくさんの方々に愛され更に成長してくれることを祈ります。最後に卒園式のために家庭保育にご協力くださった保護者の皆様ありがとうございました。
2018年03月17日(土) No.2272 (園長日記)

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