Diary

保育園での歩み


連日同じようなことばかり書いていますが、今日も代り映えしませんが5歳児の卒園に関することを書かせていただきます。いよいよ卒園式が明日に迫り、N組・M組の子どもたちが保育園に登園する日がほんのわずかになってしまいました。毎年のことですが、卒園式が近づき子どもたちが保育園で給食を食べられる回数が減ってくると子どもたちが職員室に僕や主任のY先生を訪ねてきて「ねえ、今日一緒に給食食べられる?」と聞きにきます。いつもはY先生と事務のОさん(昨年まではHさん)と一緒に職員室で給食を食べていますが、そんな僕たちをランチルームに誘ってくれて「Y先生はここ」「Оさんはここ」「園長先生はこっち」と椅子まで準備し待っていてくれるのです。僕と一緒に食べることがそんなに特別なこととは思えないのですが、中には「どうしてこっちに座ってくれないの?!」と言ってくれる子どもがいるのには驚き、嬉しくなります。また、そんな子どもたちと食べる給食は職員室で食べるより一味も二味も美味しく感じられ大勢で食べること、何よりも子どもたちと食べられからこその見えない味付けがあるように思います。これまで当たり前のように食していた給食ですが、最初は食べられなかった食材も食べられるようになったり、食べる量も大人並みになったりと食を通しても成長を感じられます。
 さて、卒園式前日の今日、このN組・M組の子どもたちの保育園での成長の記録・歩みをプリントアウトし玄関ロビーや二階に上る階段、卒園式の会場のホールの壁などに担任が張り出してくれました。この写真に自分たちはもちろん他のクラスの子どもたちも興味津々!そして言うまでもなく5歳児の保護者の方々は釘づけとなり、階段の上り下りにとても時間がかかっていました。この演出ですでに心を打たれた方もいたようです。ということは・・・、明日も涙・涙の卒園式となること間違いなしでしょう。
2018年03月16日(金) No.2271 (園長日記)

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