Diary

椅子取りゲーム!?


今日は卒園式前のゲネプロ(最終リハーサル・通し稽古)だったため、司会のY先生や奏楽担当のN先生など担当者が当日の次第に沿って練習をしました。昨年のこの日もそうでしたが、来年の今頃、同じようにゲネプロを行うであろう4歳児A組H組の子どもたちが並べられている保護者席に座り、第一部の礼拝、第二部の証書授与から退場まで全ての様子をぽか〜んと口を開け、憧れのまなざしで見ていました。見られているN組・M組の子どもたちも昨日とは全く違った雰囲気に、いい緊張感の中でリハーサルに臨むことができたと思います。そんな中、ほっこりさせられる出来事がありました。N組の子どもたちが入場した後、M組の子どもたちが入場してきたのですが前列の子どもたちが座る椅子を見ながら隣の子どもたちと何やらコソコソ話をしているので、緊張して落ち着かないからだろうと思っていたのですが、いざ着席するとなった時、まるで椅子取りゲームのようにK君が座れなくなりそうになり、2つの椅子に3人で座ることになってしまったのです。いったい何が起きたのかと思ったら、担任のM先生が自分が座る椅子を準備したつもりで先頭のYちゃんが座る椅子の下に次第やボックスティッシュを置いてしまったため、M先生の椅子と思い込んだYちゃんがその椅子を避けて座ったため椅子が一脚足りなってしまったのです。しかし、椅子が足りないことに気づいた子どもたちは、その場を何とかしようと判断し大騒ぎすることなく着席してくれたということなのです。このハプニングに担任のM先生は申し訳ないという表情を浮かべながらも子どもたちの何とも言えない必死な姿を見て笑いをこらえていました。もちろん、当日は椅子取りゲームになるようなことは起きないようにしっかりと確認・準備をしますが、今日の子どもたちの様子を見る限り、本番で思わぬハプニングが起きても子どもたちが臨機応変に対応してくれると確信することができました。問題は子どもたちではなく大人である僕のような気がしてなりません・・・。
2018年03月15日(木) No.2270 (園長日記)

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