Diary

子どもなのに


週間天気予報によると、今週は全国的に暖かい日が多くなるとのこと。宮城県内も明日は春を通り越し、初夏を思わせるように最高気温が20度程度になると予想されています。ようやく雪が多く寒かった冬が終わりを告げ、園庭の梅や桜のつぼみが一段と膨らみ、冬を越したパンジーやビオラも急に生き生きとし始めました。こんな風に植物たちが生き生きと活動を始めると、私たちの園庭が急に鼓動を始めたように感じられ、自分自身もワクワクします。一方、園に隣接する杉林の杉が黄色い花粉を飛ばすのに忙しくなるため、花粉症に悩まされることになります。この花粉症、大人になっても全く反応しない人がいるかと思えば、子どもなのに反応してしまうことがあります。3歳児H組のH君は重症のようで、今朝車を降りたとき、目が腫れぼったく眠たそうだったので「Hちゃん、おはよう!どうした?まだ眠い?」と声を掛けると、お母さんが「違うんです。花粉症なんです」とおっしゃるではありませんか。大人でも辛い目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなど様々な症状を子どもの時から経験しなければならないとは何とも気の毒でなりません。今後、前述のような症状から解放されるような薬が開発されることを切に願うものです。
 さて、毎年教会のM先生に隔週でお手伝いいただき守っている月曜日の礼拝、今年度、僕が担当するのは今日が最後となりました。4月から今日まで何回お話ししてきたか数えていませんが、先生たちは子どもたちができる限り聖書のお話しに合った讃美歌を歌えるように逆算して一生懸命に讃美歌を歌う(紹介する)などしてくれました。また、これまで保育室で担任の先生たちと礼拝を守っていた2歳児も新年度を迎える前に、3〜5歳児と同じように2階ホールで礼拝を守るようになりましたが、話の内容を理解していることはなかったとしても、静かに話を聞き、大きく口を広げ賛美する姿に成長を感じられ嬉しくなりました。しかし、そんな子どもたちに応えられるような話ができていなかった自分に反省するばかりです・・・。
2018年03月12日(月) No.2267 (園長日記)

No. PASS