Diary

角度を変えて見ると


出勤のために使っている電車、車で出勤することがない限り毎日同じ時間の電車・車両に乗っています。しかも仙台始発ということもあり、ほぼ毎日同じところ(進行方向に向かって左側のボックスシートの窓側)に座ることができます。これは僕だけでなく、通勤通学のために使っているサラリーマンやOL、学生たちも同じようで、みなさん決まったところに座っています。ところが、時々先客がいていつもと違う席に座ることがあるのです。そのお陰で同じ時間、同じ車両に乗っていたにも関わらず、見える景色が全く違うこと、山の木が切られ土が運ばれてしまっていることについ先日気がつきました。そうかと思えば、同じ車両の中に毎日、朝からお酒のつまみにぴったりのキュウリの漬物(まるまる一本)と柿ピーを食べながら新聞を読むおじさんがいるのです。その様子を見ていて健康に影響はないのだろうかと余計な心配をしてしまうのですが、そのおじさんにとってそれがルーティンとなっているのであればそれをやめてしまうことの方が健康を害することもあり得るのかも知れません。何事も角度を変えて見たり考えたりすると色々なことに気づかされることがあるということなのでしょう。
 さて、5歳児は今日、同じ法人の第二光の子保育園の5歳児と一緒に卒園礼拝を守りました。お天気が良ければお互い教会まで歩き、礼拝をすることになっていましたが、雨が降ることが分かっていたので第二光の子保育園のホールで行いました。同じ法人であってもなかなか交流の時間を取ることもないため、ほとんどの子どもたちが初めての第二光の子保育園ということになりました。そのため見るもの全てが始めてで新鮮に見えるのでしょう。色々なものに興味津々で、礼拝後、就学する小学校ごとに別れて交流を持った後、第二の子どもたち園内を案内してもらい大喜びでした。特に二階建ての第一の園舎と違い天井の高いホールや幅の広い廊下などに気づいたようで「広〜い」という声がたくさん聞かれました。卒園までに今日のような交流の時間を持つことは難しことでしょう。そのためにも、今日、就学前に交流ができてよかったです。
2018年03月05日(月) No.2262 (園長日記)

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