Diary

時代やその時に合わせて


多くの方がニュースでご存知かと思いますが、岩波書店の国語辞典「広辞苑」が10年ぶりに改訂され2018年1月12日に「第7版」が発売になるそうです。第1版が刊行されてから数年から十数年ごとに改訂を繰り返し、最新版となる第7版では「ツイート」「クラウド」「クールビズ」「ブロガー」「リスペクト」などのカタカナ、また現代語では「上から目線」「可視化」「婚活」「自撮り」、我々にとっては忘れることのできない「東日本大震災」、そして、皮肉なことにその東日本大震災によって大きな被害を受けた「浜通り(福島県)」など、一万もの項目が追加されページ数が140ページ増えているそうです。ところがページ数が増えているというのに紙の質を変えるなど様々なことがなされ厚さが変わらないというのですから驚きです。それにはどうやらこれまでより厚くすることが難しいという製本技術に関わることが要因のようですが、それをクリアするために紙を薄くしながらも破けにくく、しかも裏の文字が透けて見えてしまうことがないような技術的進化がなされていることに日本の技術力はまだまだ捨てたものじゃないと思わされます。その一方で国内の鉄鋼メーカーや自動車メーカーが自分たちの首を絞めるようなことをしていること、また日本国内で偽の100$紙幣が発見されたというニュースを聞くと、そのようなことに力や技術を注ぐのではなく地道に(真面目に)コツコツと物事に当たることが信頼につながることを痛感させられます。
 さて、今日の午前中、町内4つの認可保育所の5歳児が一堂に会した交流事業が行われ、エレクトーンに合わせて歌ったり踊ったりしてきました。昨年度に続き二度目の開催だったこともあり、昨年度の反省が生かされていて、他の施設の子どもたちと交流が出来ていたように感じます。交流会後には会場の隣にある、第二光の子保育園の園庭で遊ばせてもらってから園に戻りましたが、第一にはない遊具に歓声を上げ、以前、第一で事務をしてくれていたHさんにも会うことができ大喜びでした。ただ、帰る間際に行ったリレーは敗北!さぞかし落ち込むかと思いきや意外とケロッとしていたのは拍子抜けでした。「今度は第一に来てもらい一緒に遊んだり、リレーの再戦をしたりできればいいなあ」と思いながらバスのハンドルを握り園に戻ってきました。












2017年10月31日(火) No.2175 (園長日記)

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