Diary
想像以上
今日は毎年恒例となった「秋のコンサート」が開かれました。毎年どのような内容にするか職員会議で話し合い、曲目等を決定していきますが、今年も子どもたちが歌える曲や一緒に踊ることができるような曲を選び、歌ったり踊ったり聴いてもらったりしました。遊ぼう会の時にもお気づきかと思いますが、先生(職員)たちはそれぞれ様々なタラント(賜物)を持っています。「楽器の演奏が上手」「羊毛を使った制作や小物づくりが得意」「車の運転が上手」「お料理は任せて!」「体が丈夫」などここに書ききれないほどいろいろな職員がいます。そのような職員の力を生かした保育が日々なされていますが、今日のコンサートもピアノの連弾、アカペラ、グラスハープなどまさに一人ひとりが持っている素晴らしいところが生かされたコンサートとなったと思います。嬉しいことに(申し訳ないことに)そんな素敵なコンサートに僕も仲間として参加させてもらい、ピアノ、サックス、カホン(段ボール製)、ドラム(鍋とお好み焼きを作るときに使うコテを使った)、マラカス(プラスチックボトルに貝殻を入れた手作り)、そしてギターで「七つの子(Jazzバージョン)」を演奏させてもらいました。それまで煌々と光っていたライトが消え、演奏するステージの所だけスポットライトが光る中、普段子どもたちが聴くことなどないJazzの音色が響くとホールが静けさに包まれ保育園とは思えない空間となりました。練習段階から何となくそんな光景を思い浮かべていたものの想像以上の反応にとても嬉しくなりました。そして、日々保育で忙しい中、練習を重ね準備をしてくれた先生たちに混ぜてもらい演奏できたことが楽しくて仕方がなかった一方で今風に言えば「美味しいとこ取り」のようになってしまったようで申し訳なく思います。立派な楽器があるわけでも、プロの演奏でなくとも4歳児A組のK君が曲ごとに「ブラボー」と叫び、子どもと先生たちが拍手をし、最後には「アンコール!」までリクエストされ大満足でした。こんなに気持ちがいいのであれば、毎年、仙台で開催される「定禅寺通りJazz-festival」に出演できるように頑張ってみようかな!?そう思うほどでした。
2017年10月26日(木)
No.2172
(園長日記)
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