Diary

寒暖の差


昨日は冬を思わせるような寒い一日となりました。そして、天気予報によると今日も昨日より3℃程度しか気温が上がらないということだったので温かい服装で出勤したものの身体を動かすとTシャツでも過ごせるくらい暖かくなりました。そんなお天気を特に喜んだのは3歳児の子どもたちです。なぜなら、同じ法人の第二光の子保育園の3歳児28名が交流のためにやってくることになっていてお弁当と飲み物を持参していたからなのです。そんなこともあり担任の先生共々朝から何となく落ち着かずソワソワしていて、東部グランドの坂の方から頑張って歩いてきた第二の子どもたちの姿が見えたことを知らせると外が見える階段の窓から手を振り、玄関まで出迎えに行くほどの大歓迎!2階ホールで礼拝を行なった後、外遊びとなりましたが、自分たちの園庭を紹介しながら一緒に遊ぶ様子が見られ、以前第二光の子保育園に在籍していたことのあるH組のSちゃんはしばらくぶりに懐かしい友達と再会し嬉しそうにしていました。前述したように日差しがあり暖かったため外でのお弁当も気持ちがよく、また手の込んだお弁当に子どもたちは大喜びで「園長先生見て!」と見せてくれましたが、お隣の友達に見せたり見せてもらったり食べ始めるまで時間がかかっていたような気がしました。
 さて、第一の多くの先生たちが感じた(気づいた)こと、それは第一の子どもたちは一般的な遊具がほとんどない園庭で過ごしているせいか、身のこなしがしっかりしているような印象を受けたことでした。確かに園庭中央の丸太で作られた凸凹している回廊も第一の3歳児は平気で歩いているのに第二の子どもたちは四つん這いで歩いている姿が見られました。この違いは経験値の違い、環境が与える影響の違いのような気がしました。今度は第一の子どもたちが第二に出かけ良き交流を重ねられればと思っています。
 話は一転しますが、昨日のように急に寒くなると、間も無くランチルームの暖炉(薪ストーブ)にも火が入ることになりますが昨日煙突掃除と暖炉のメインテナンスを済ませたので準備万端です。また、同様に寒くなるとおでんに熱燗、シチュウやコーンスープやポトフやチーズフォンデュにワインなど温かいものが恋しくなるのではないでしょうか。最近急に仙台名物として頭角を現してきた「仙台せり鍋」もこれから寒くなるにつれてだんだん盛んになります。そんなせり鍋の主役である「せり」の名産地である名取市上余田(かみよでん)のせり畑(まるで田んぼ)が毎日通勤する電車から見えるのですが稲刈りが始まる頃から忙しそうに作業が始められています。昨年も何度となく食べた「せり鍋」、寒くなるのは辛いのですが、寒くならないと美味しいせりはできないので、寒さは我慢して今年も美味しく食べられることを楽しみにしたいと思います。
2017年10月17日(火) No.2165 (園長日記)

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