Diary

大喜び


先日書きましたが、今年度卒園する5歳児の保護者の方々が卒園記念品として園庭にトンネルと築山を残してくださることになりました。そのための下準備として土曜日の朝に大きな土管が搬入されることになったため、到着前に園で楽しみに待っていました。すると約束の時間より少し前に思っていた以上に大きな土管がトラックに載せられてやってきました。それを見たとき、間違いなく子どもたちは大喜びし遊んでくれることは想像できました。しかし、どのような向きで設置するかによって遊びに変化が生まれることは間違いないので、ひとまず仮置きしてもらい、翌日の日曜日に10tダンプで搬入される山土が入った時のことをイメージしながらN組のM先生と話をしていました。しかし、どう頑張っても人力で硬い園庭を掘るのは難儀しそうなことは明らかだったため、金曜日の朝、園舎建設の時にもお世話になった近所の土建屋さんの社長さんにショベルカーで穴を掘ってもらうことをお願いしてみたところ「土曜日の夕方ならば大丈夫」とお許しをいただきました。ところが土管が搬入されるほんの少し前に社長さんがやっていて「今日は人の都合がつかなくなったので穴掘りできないので、明日(日曜日)に変更してください」と急遽予定が変更になってのです。ところが、1日ずれたことで、穴を掘るだけでなくダンプカー2台分の土を人力で山にすることはなくなることは明らかなので「はい!大丈夫です。明日にしてください」とお願いしました。これで、安心して午後からの研修会に出かけることができ、また研修会場から慌てて戻ってくることもなくなり良いことばかりとなりました。そして昨日の日曜日、約束通り朝からショベルカーが運び込まれ、次々と深く大きな穴を掘ってもら太く重い丸太が立てられました。また同時進行でダンプカーで土が運び込まれるなど着々と作業が進み、礼拝出席するため教会に行っている間に作業が終わり、戻ってきたときには見事な山が出来上がり、お手伝いに来てくださっていた役員の方々もほとんどお帰りになっていました。そして今朝、子どもたちが山を見てどんな反応を示すか楽しみにしながら一人手直し作業をしていると、一人また一人と子どもたちが園庭に飛び出してきて、新しい園庭の環境を受け入れ確かめるように遊び始め大喜びしていました。今後もう一台分の土が運ばれることになりそうですので、山がもっと高く大きくなることでしょう。大きな事故や怪我につながることがないことを願い祈りながら過ごしていきたいとおもいます。そして、何より、このような環境を残してくださった5歳児の保護者の方々、急なお願いににも関わらず快く作業をしてくださった皆さんにただただ感謝です。ありがとうございました。
2017年10月16日(月) No.2164 (園長日記)

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