Diary

それぞれに


朝降っていた雨は天気予報通り9時頃には上がりました。ところが、少々の雨ならば必ず誰かが外で遊んでいるのに子どもたちも先生たちも週末になり遊ぼう会の疲れが出てき他のか、のんびりと保育室で過ごしたかったのか、今日の午前中、先生を含め誰一人外に出てくることなかったこともあり声が響かない園庭はとても寂しく別な園にいるような気がするほどでした。反対に保育室ではそれぞれ思い思いの活動を楽しんでいたようですが、5歳児M組のM先生に用事があり保育室へ行って見ると、Aちゃんは粘土で猫を作りに夢中になり、KちゃんやYちゃんはくじ引き屋さんをするためにカード作りをしていました。そんな中、A君は昭和30年前半の子どもたちが黄◯バ◯トや月◯仮◯ごっこをするため風呂敷をマントのように羽織って遊んでいたように風呂敷を体に巻きつけ遊んでいたので「ねえ、Aちゃん、忍者にしてあげようか?」と声をかけてみました。すると一体何を言っているのだろうと思ったのか、最初は「・・・?」という反応だったものの、それっぽく風呂敷を巻いてあげると近くにいたYちゃん(女の子)や別なことをしていた子どもたちまでもが興味を示し、残りの風呂敷や布探しが始まりました。その後、くノ一を含めた数人の忍者が現れ、未満児クラスの子どたちを驚かせたり、一階ロビーで忍者ごっこをしたり大騒ぎ。ところが激しく動くたびに布がずれるため何度も「園長先生直して」と職員室にやってくるのです。終いには「剣作って!」というリクエストまで入り職員室が保育室のように賑やかになりました。もちろんその間は自分の仕事はストップしなければならないのですが職員室に子どもたちの声が響くのはいいもの!忍者ごっこが継続できるように、保護者の方々に不要になった風呂敷のご協力をしてみようかなあ?そう思いました。
 そういえば、朝、子どもたちも先生たちもいない中、園庭の片付けをしていた時に気づいたこと。それは、畑の野菜の中でもカブが驚くほど大きく育っていることでした。美味しそうに育っているカブを見て思ったこと、それは漬物やポトフにして食べたら美味しだろうなあ!?そんなことでした。
2017年10月13日(金) No.2163 (園長日記)

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