Diary

この時期になると


宮城県内の私立幼稚園は10/1が新年度の園児募集のための願書配布の日となり、11/1の願書受付の日まで各園、ポスターや広告を作り、園児確保のため趣向を凝らした入園説明会を行うなどして大忙しとなります。少子化が進む中、入園先を迷っている方々は複数の園の説明会に参加したり見学したりして納得した園にお子さんを入園させるということになるのでどの園も必死になるというわけです。一方、認可保育所の場合、入園の申し込みは役所が窓口となるため、園でポスターや広告を作ることはありません。しかし、近年、保育所でも幼稚園同様、入園を考えている保護者の方が園の見学にお見えになることが増えてきたことを感じます。そんな中、初めて我が園にお見えになった方の多くが新しい園舎と広い園庭、在園児数の多さに驚かれていきます。そんな方々が皆さん入園を希望してくださるとうれしいのですが、もし入園を希望されても定員オーバーで入園できないこともあります。それ以前に皆さんが希望されること自体あり得ませんが・・・。
 さて、毎年この時期になると5歳児は就学予定の小学校で行われる就学児健診に行くことになります。先週の水曜日、そして今日、明日でほとんどの子どもたちが就学児健診を終えます。遊ぼう会での様子などからもしっかりと成長していることを感じていますが、3月の卒園までさらに成長できるように見守っていきたいと思います。
 話は一転しますが、園庭のケヤキや桜の葉が色づき始め、朝夕の寒さから秋の深まりを感じます。そして、各保育室の飾りもすっかり秋へ変わっています。そこで、僕も秋を感じてもらえるようにあるディスプレーをしてみました。毎年のことながらその一つを見つけた子どもたちはその前で立ち止まり奇声を上げるのです。しかし、芸術の秋を意識して飾っていることには誰も気づいてくれないようです。
2017年10月11日(水) No.2161 (園長日記)

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