Diary

睡眠負債


先週、遊ぼう会を終えた子どもたちは充実感・満足感いっぱいな表情で登園してきましたが、遊ぼう会を迎えるまで様々な準備を続けてきた先生たちからは安堵感以上に疲労感が伝わってきました。中でも遊ぼう会の担当者だった先生たちは先週、緊張や不安から遊ぼう会の夢を見るなどよく眠れず寝不足な日もあったので昨日のお休みは本当にありがたい一日になったことでしょう。僕は特別な役があったわけでも先生たちのような忙しさがあったわけでもないのに担当の先生のように熟睡できず、何度も目が覚める日がありました。それが影響したのか年齢的な要因が大きいのか疲労感がいっぱいで土・日曜日はぼんやりして過ごさせてもらいました。
 さて、近年、僅かな睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼす恐れのある状態を「債務負債」と言うようですが、睡眠負債の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病、ガン、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるということがわかってきています。そんな睡眠負債のリスクを取り除く根本的な方法は、不足している睡眠時間を増やすことだそうです。ところが、週末などに「寝だめ」をするのは、日常の生活リズムを崩すことになり、逆効果となる場合があると言うのです。日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満で、睡眠不足の状態にある一方、これを自覚できていないケースもあり、睡眠不足が蓄積していってしまうというのです。毎朝5時に起床している僕が6時間以上の睡眠時間を確保するとするとなれば11時前には就寝しなければなりません。帰宅するために乗る電車によりますが帰宅時間が8時を過ぎることはよくあること。それなのに11時就寝となるとゆっくり夕刊を読むこともニュースを見ることも難しくなります。睡眠時間ではなく質のいい睡眠ができるように日中しっかり体を動かそうと思います。
2017年10月10日(火) No.2160 (園長日記)

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