Diary

収穫の秋


「収穫の秋」と言っても今日の収穫は野菜や果物ではなく、今日の「遊ぼう会」の話です。園長として働かせていただき11回目の遊ぼう会は初めて最初から最後まで小学校の体育館での開催となったからこそ気づいたこと・気づかされてことがたくさんありました。まずは、天候に左右されることなく行うことができるため翌日の天気予報が際どい場合、外ですべきかどうか悩む必要がないため精神衛生上いいこと。次に前日に旗や音響、椅子や備品をスタンバイしておくことができるため朝の慌ただしさが軽減できることと終了後の片付けもとても早く終えることができること。砂埃や砂や泥で汚れることがないこと。女性は日焼けを気にしてUVカットする必要性が減ること。会場が狭いことによる一体感が感じられること。音響が届きやすい(今日はプログラムによって微妙でしたが)ことなどでしょうか・・・。反対にやはり外での開催がいいなあと思うことは、普段使っている広いグランドで思い切り過ごすことができること。秋の雲や風の変化や気持ち良さを感じられること。バスや軽トラックを使わずして備品の移動ができること。雨が降りぬかるんだ駐車場で車の誘導をすることがないこと。広いグランドであれば保護者の綱引きやリレーは体育館とは比較にならないほど本気で取り組んでいただけるであろうことなどなど・・・。それでも「遊ぼう会(運動会)」=外という既成概念は少し考え直してもいいのかと思いました。
 さて、今日の遊ぼう会もたくさんの笑いと喜びと感動が溢れていました。昨年、遊ぼう会の日が誕生日だったH組のK君は一年前は抱っこされて参加していましたが、今年はそんな姿はなく過ごすことができました。また、4歳児の保護者の綱引きではH組のRちゃんのお父さんがしっかりと手袋を準備してご参加下さって下さっている姿に、遊ぼう会を楽しみにしていて下さっていたことが伝わってきました。そして、今年も5歳児の子どもたちのリレーが白熱し保護者が興奮状態だったなど。また、大人の方々が本気で行う綱引きやリレーの迫力は凄い!と思いました。ただ、普段運動不足だったりすると勢いばかりが先走り転倒しそうになり、0歳児も驚くほど上手に両手両足を使い四駆のように走る姿が印象的でした。そのほかにも楽しいことがたくさんあったので、いつかご紹介できればと思います。何はともあれ子どもたちも保護者の方々も先生たちも大きな怪我をすることがなく終えることができて本当に良かったと思っています。来週には少しずつ保護者の方々からアンケートが届くと思いますが、私たちも遊ぼう会の振り返りを行い、次の行事や来年の遊ぼう会につなげていきたいと思います。ご参加下さった保護者の皆さんありがとうございました。先生たちも準備などお疲れさまでした。
2017年10月07日(土) No.2159 (園長日記)

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