Diary

電車での出来事


三日間保育園を留守にしていたこともあり、その間に仕事が溜まっていることを覚悟し、頑張って片付けることを心に決めて出勤しようと思っていたのですが天気予報通り朝から降っている雨。そんな雨に気持ちが萎えそうになり、車で出勤しようかと思ったものの午後には雨が上がるという天気予報を信じ心を奮い起こしいつもの電車に乗りました。ところが、仙台駅を出発して10分弱、次の駅に到着したと思ったら僕の座っているボックスシートの後ろの方からもの凄〜いニンニク臭が漂ってきました。カルビクッパでも食べたのかのような匂いは間違いなく次の駅から乗車してきた僕の後ろの席に座った乗客が原因で、乗り物酔いなどすることのない僕でさえも具合が悪くなりそうなのに、何人かの乗客は僕が原因だと思っているようで怪訝そうに僕の方を見るのです。その上、岩沼駅から乗車してきた学生と思われる乗客は雨でびしょ濡れのカバンを気にもせず拭くこともなく隣に座ったかと思いきやスマホを使い始めるのです。その結果どうなったかは想像通りでいうまでもなく不快な朝の通勤電車となりました。
 一方、園庭の車掌車は雨漏りの心配がなくなったと思いきや、今朝車両を覗いて見ると気にならない程度ではあるものの二箇所だけ雨漏りと思われる跡があるのです。修復は99.8%だったということのようですので、原因を探しに来てもらわなければならなそうですが、天気予報通り午後には雨が上がり、夕方には綺麗な夕焼けが空を赤く染めていました。ということ明日は雨漏りの心配は必要なさそうです。
 さて、帰りの電車のことです。偶然なのか、避けられていたのか真意は定かでありませんが数ヶ月ぶりにC先生と同じ電車で話をしながら帰宅することができました。C先生は途中で下車し、僕は終点の仙台駅で下車するためドアに向かった時、見ず知らずの若い女性に肩を叩かれたと思いきや足元に寝かせていた傘を指差し「忘れてますよ」と教えてくれたのです。「ありがとうございます」とお礼を言うと、女性はニコッと微笑み電車を降り人混みの中に消えて行きました。ほんの数秒の出来事でしたが、この出来事のお陰で朝の不快感が見事に爽快感に変わり帰宅することができました。
2017年09月28日(木) No.2152 (園長日記)

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