Diary

人間の力って凄いものです!


子どもたちに大人気のペダルカーの後輪が一本パンクではなく見事にバーストしてしまい「園長先生このタイヤ変なんだけど!」と言わてから10日、修理に出す時間がなくそのままにしていたところ、これまで何人もの子どもたちに「園長先生ピンクの車まだ直らないの」と聞かれていたのですが、今日4歳児H組のY君にととどめを刺されるかのように、「ねえ、園長先生早く車直して!」言われてしまいました。そこで大急ぎで軽トラに車を載せ近所のオートバイ屋さんに修理に持って行ってみました。すると見慣れない乗り物に驚いたようで「これはいったいどこで買えるのですか(売っている)」と訪ねられたと思いきや、すぐに「このタイヤのサイズは一般的でないので手に入るかなあ?調べてみますね」との返事。本で調べると取り寄せになるものの購入できることが分かったようですが、また驚いたように「結構な値段ですけれど・・・」と言うのです。価格のことよりたくさんの子どもたちが待ちわびているので修理ができることが嬉しく直ぐに修理依頼をしたのですが、店員さんがタイヤをまじまじと見たかと思いきやニコニコしながら「随分使い込んでいますね」と言うのです。しかし、購入したのはたった数か月前。そこで、「いいえ、そんなに使っているわけではなく、ラリーカーのように走らせているので・・・」と言うと「はあ・・・!?」とびっくりされていました。もしかすると、子どもとはいえ人間の力って凄いんだなあと思わたのかも知れません。その他にも保育園では同じように驚かされることがたくさんあるのですが、その一つは、どこから見つけてくるのか子どもたちの顔と同じような大きな石を含め大小様々な石を車掌車に運び込み、それを床に空いた穴から落として遊んでいるらしく、穴を覗くと見事なまでに石がたまっているのですから驚くよりも笑ってしまいます。
 さて、僕もそんな子どもたちに負けず、ある作業の下準備のために園庭の丸太切りを切りそれを運ぶことに取り組んでいます。クレーンやショベルカーなどの重機があればあっという間の作業ですが、それは無理なため唯一の機械と言えるチェーンソーと軽トラ、そして金属のパイプとを駆使し地道に格闘しています。これで筋肉痛は間違いありませんがスマートになってくれるといいのですが・・・。それにしても、丸太を動かすだけで四苦八苦しているというのに、ピラミッドや万里の長城、日本の城郭を作った大昔の人間を考えると、その凄さに只々驚くだけです!当時の人々は皆さん「ラ○ザ○プ」のCMに出られるような体格だったことでしょう。
2017年09月21日(木) No.2148 (園長日記)

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